2016年3月26日土曜日

出張アニメ私塾‼︎2016(〆切3/31)

出張アニメ私塾‼︎2016(〆切3/31)
あなたの会社でオフ講習会!!
募集フォーム↓
https://docs.google.com/forms/d/1_0KdW5WV4t3602xI-AQ4nIWAgFKQ2bp7pXWK4JbeH2Q/viewform

◯概要
塾生の月1オフ講習会の開催地募集
◯条件
・新宿から最寄り駅まで30分圏内
・塾生15人以上収容する会議室など
・プロジェクターまたは大型TVを有すること
・無償貸し出し
◯社員、所属スタッフなどの無料見学権付与について
・塾生15人+お貸し頂くスペースに応じた見学者数
※例えば30人収容なら15名まで、50人収容なら35名までなど
※社員、所属スタッフへのその場での指導は原則として行いません。
◯講習内容日程
7月30日(土)、31日(日)「ポーズ創作」片足バランス、創作横歩き
8月27日(土)、28日(日)「デッサン着衣」全身、斜め歩き②
10月1日(土)、2日(日)「ポーズ創作」ボールを蹴る、創作横走り②
各日にち時間最大で10:00〜18:00、詳細は各月塾内スケジュール決定後にお知らせします。
◯複数お申し込みの場合はお申し込み内容を考慮し、開催の有無をお返事いたします。
よろしくお願いします。

アニメ私塾代表
室井康雄

2016年3月12日土曜日

絵の練習、上達とは試行実験‼︎

絵の練習、上達とは試行実験‼︎ 
・早い、遅い ・格子有無 
・模写=記号、デッサン=リアル 
・見たり、見ないで 
・下書き有無 
・鉛筆の濃さ 
・シャープペン、鉛筆、ボールペン、筆ペン‥‥画材 
・紙の種類 
…など考え付くだけで2の5乗×画材の種類×紙の種類=たくさん描き方がある。

それだけたくさん描き方があるのに「いつもの‥‥」になるのはおかしい‼︎ 
まずは今の必勝法の真逆をやってみては? 
それだけで2パターン。 
次に部分入れ替えで4パターン‥‥といくらでもバリエーションを増やす中でさらに自分に最適なやり方を「探す」感覚が大事。
まさに試行実験‼︎
無限の描き方の中で闇雲に試すのは効率が悪いから。 
上手い人の形はおろか、鉛筆、紙まで真似してみる。 
これも試行実験だから色々な人で試す。 
その間に自分の武器が増える。 
大事なのは常に過渡期な感覚。 
いい意味で常に不安定を目指す。 
出ないと画力は途中で下がる。

上達の無限ループ!!

1年目課題。
模写デッサンあたりは真面目さでなんとかなります。 
椅子と人や空間、構図の話になると自分なりに考える必要も出てくる。
建物、人、車、部屋なんてどうしたらいいか
‥‥といううちに1年目がおわる。 
しかしその後模写、デッサンに戻ってやったみて下さい。 
めっちゃ上手くなってる。

最初に身に付けた「見て描く」習慣が空間まで行くと脳や認識への圧力がMAXに達する。 
まわりは上手く見える一方自分のデキが悪く見える。 
その期間こそが実は一番成長している。
負荷を下げてはじめの課題を復習すると恐ろしく簡単に思え、以前より上手く描ける。

描いたことないモノ苦手なモノを描くと実は得意分野が強化されます。 
例えば「人は描ける」けど車や街など描いたことない人、苦手な人。 車や街の空間把握力がモロに人に戻って上手くなります。
 実は「人は描ける」は思い込みで本当は描けてなかったりします。 
人ほど複雑な形のモノないですから。

「人は描ける」は空間まで考えないで描けるだったわけです。 
つまり曖昧なところが多く、なんとなく記号みたいな。 
身の周りを見れば明らかに人が一番複雑な形。
人が本当に描ければ車も街も描けるはず。 
しかし、一旦人よりも単純な車、街などの練習により空間だけを意識出来るから人も上手くなる。
そう考えて行くと実一番難しい課題はむしろ最初の模写、デッサン、ポーズ創作なんじゃ?
…というラスボスが最初の仲間的な王道パターンも絵の練習にもあります。 
「全体を見る」「流れ」「単純→細部」これらは数年でパッとは出来るようになりません。

「人は描ける」ではなく「人は描いたことある」が正解。 
車、街は描けないんじゃなくて描いたことがないが正解。 
ここらへんの間違った食わず嫌い、得意不得意は認識し直した方がいい。 
だからこそ人も車も街も同じテンションでまずはふわりと捉え、徐々に細部への流れは何を描いても同じハズ。

理想は万物を並列に神目線で描く。 
そういうイメージがあればそれこそ人体デッサンだけしてれば全部描けるようになるハズ。
 やたら予備校で人体デッサンやらせるのはそういう理由なんだろうか…。 
人体が一番複雑な立体だからか‥‥。
 感覚としては何が苦手とかでなく捉え方の問題になってくる。

練習は自分変換しない!!

模写、デッサンの最大のポイント「正確に描く」とは‥‥ 
言い換えれば「自分変換しない」と言うこと。
 練習でも落書きでもいつもの青鉛筆素体の後の清書のように自分のショボい必勝パターンに落とし込む人は上達しにくい。 
練習のポイントはあるがままを丸暗記‼︎ 
自分の理解を信用しない。

練習の意味とは自分にない形をおぼえること。 
その時にムダに意味に固執して理解しようと自分なりに素体を考え、服を着せて‥‥とやってるうちに結局いつもの自分の絵になる。 
つまり自分なりの理解=思い込みそのものが上達を阻害することはよくある。

たくさん描いたのになんで上手くならない⁉︎と言う人。 
知らず知らずのうちに自分の描きやすい段取りに逃げ込んでませんか? 
練習は手先の練習でありそこから繋がる認識=思い込みの打破の練習でもあります。 
少しずつでも脳に負荷を加えるような描き方しないと時間以上に上手くならない。

真面目の落とし穴‼︎ 
対象物とじっとにらめっこ。 
しっかり見れば見る程に最初からディテールに目が行き、全体のバランスが悪くなる。 
土台を作る段階では‥ 
「モヤッと見る‼︎」 絵画で薄目で鉛筆立てて比率を見るアレです。 
真面目に見れば見る程に間違う。 
真面目の方向が間違ってるから。

肩と腰で動きが決まる‼︎




ポーズ、動きが硬い人は肩腰の可動域を間違っている。
手足をどれだけ派手にブンブン振り回しても動いて見えない。 
しかし肩腰を少し動かしただけでかなり躍動的に見える。 
人体の上手下手は肩腰でわかると言っても過言ではない。 
大体下手な人は肩腰が曖昧ゾーンになる。

みんなわかりやすく顔から入るからね。 
次に全身の大まかな形‥‥
と行くと必ず肩腰の立体の複雑さ、動きの複雑さにぶち当たる。 
一番の練習方法はシルエットを覚える。 
次に骨格に行く。 
逆でやってみて下さい。 
全然覚えられない。 
まず形を鵜呑みにして覚えてから後で意味に行く。

肩腰はそのままリアルの運動神経に密接に関わっていて。 
一方、絵描きは運動が苦手な人が多く。 
自分で演ってみてと言われれば固い肩腰の身振り手振りしか出来ずキャラも無意識に動きが硬くなっていくわけです。 
無意識に描くと自分の肉体性がモロに出るので理論的に分析して描く必要がある。


画力=美意識×戦略×鍛錬!!

・美意識=描きたい目標、理想 
・戦略=どう見せるか、誰得、何目的 
・鍛錬=訓練、手で覚える 
この三つが連動しないと絵は力をなさない。 
ここまで分解すれば才能論に振り回されることがなくなると思う。
 どうにも上手く描けない人はどれかが欠けている。

反復練習!! 
それ以外絵の上達方法はあるのか?!
 みんな子供の頃に漢字の書き取りをやっていたけどあれと同じことをすれば絵も上手くなる。 
つまり「上手い絵の描き取り」=「模写」 !!
絵は感性・・・のものではなく美意識と戦略と鍛錬のもの。 
ここで一番才能に近いのが美意識のライン。

上手い!!
と思っている人がなんで上手く描けるか?!
信じられない量を描いてるから。 
ただそれだけ。 
マジシャンが目隠しでも同じ手業ができるのと同じように無意識レベルで形を取れるまで練習してる。 
だ・か・ら次に表現に行ける。 
形を取るのに苦労しては表現はできない。 
絵も覚え芸の一種

人は厳密に言えば全く同じ人はいません。 
しかし大まかに言えばある種の傾向、ある種の方向性を持って共通点がたくさんあります。
 絵の練習は本能に抗い、矯正するポイントが多い。
 人は放っておくとこうなるよね・・・
のミスポイントを常に意識するのが大事!!

「アニメーター志望」という趣味

アニメーター志望=準備なんて時期は長くても2〜3年で。
やる気と技量が閾値に達すればやるし、そうでなければやらない。 
5年も10年も志望の期間なんてないわけで。 
そういう人はいっそ「アニメーター志望」というプロになる前提で資料を集めネットで情報収集をする趣味にしたらいい。

アニメーターは各種資格と違い年齢が上がれば上がるほど門戸のハードルが上がっていく。
つまり同世代の現場のアニメーターと比べられてしまう。 
早ければ早いほど高校生にしては、二十歳前にしてはと才能以上に下駄を履かせてもらえる。
 逆に年齢が上がると・・・
「今まで何を?」と逆ベクトルに作用する。

本の虫が必ずしも物書きにならないように・・・ 
「アニメの虫」=「見る専門」もアニメーターには必ずしもならない。 
無論、入り口は誰でもそんなものだが・・・。 
インプット>アウトプットタイプの人はまあ描くことを職業にする必要はない。
ずっとアニメーター志望ってダーマ神殿の前でずっとレベル上げに似てる。 
目標は「ラスボス倒す」=「いい仕事」をすることではないのか?
寸止め人生だとともすると今の仕事を辞めさえすれば描くようになるかもと錯覚したりもするからいっそのことアニメーター志望の「趣味」としてしまえば間違いが少ない。

ずっとアニメタ志望=ずっと下書き・・・ 
すごく似ている。 
人の行動原理は絵一枚に無意識に出てしまう。 
背水の陣か矢が何本もあると思って無駄に打っているか。

アニメ私塾は人を育てたいのか、諦めさせたいのか? 
人によって絵やアニメなどへの距離感は様々なハズ。 
100人いて100人上手くなるような話では芸事はそもそもない。 
だから人によっては確信し、人によっては諦め、人によっては趣味で良いと思う。 
不向きな人が仕事にしたらそれは不幸‼︎

2016年3月9日水曜日

《プロデューサーを呼んで》イベント160320(3/16〆切)

《プロデューサーを呼んで》イベント参加フォーム
https://docs.google.com/forms/d/1Y0pi0gPfY9Q2nPkgFZP74gv3w1bt4GsMfpYrnwZAYZY/viewform?usp=send_form
※3/17に参加確認メール差し上げます。
◯稲垣亮祐(プロデューサー)×室井康雄(アニメ私塾)対談
◯日時
16年3月20日(日)16:30〜18:10(開場16:15)
◯場所
三鷹市市民協働センター
◯内容
・制作、デスク、プロデューサーの仕事
・制作に求められる資質
・これから制作になる人へ
・現状のアニメ業界の問題点
・今後のアニメ制作について
・質疑応答
◯募集人数
50名
◯参加費
1000円
◯稲垣亮祐略歴
サムライチャンプルー 制作進行
ファイナルファンタジーⅦアドベントチルドレン プロダクションアシスタント
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序・破 制作デスク兼設定制作
夜桜四重奏OAD~ホシノウミ~ 制作プロデューサー
サカサマのパテマ 制作プロデューサー
アニメミライ参加作品 アルモニ プロデューサー
異能バトルは日常系のなかで アニメーションプロデューサー
アニメーター見本市参加作品 ヒストリー機関 制作プロデューサー
ハッカドールTHEあにめ~しょん アニメーションプロデューサー
現TRIGGER所属

◯交流会19:00〜22:00(開場18:30)
三鷹デイリーズ
参加費4000円
https://www.dailies.tokyo.jp/shop-info/
〒181-0013
東京都三鷹市下連雀4-15-33 三鷹プラザ2F

「アニメ私塾ネット村」16年7月参加予約フォーム(6月5日正午〆切)

予約記入フォーム↓
https://docs.google.com/forms/d/1eWJXxDtaUIoc-J0ZJnCfS8HsvO27mQcU2gU1xkNIqi8/viewform?usp=send_form

※16年度生募集はすでに終了しています。
アニメ私塾入塾希望の方は17年度生募集をお待ちください。
◯概要
 ・参加費年1万円
・Google+コミュニティの限定SNS
 ・17年度生優先選考参加権
 ・ニコ生非公開部分他限定動画
 ・アニメ私塾イベント招待
 ・限定イベント
・お互い添削
・共通お題
……など塾内SNSとは一味違ったライトユーザーから受講時間のない人向けの情報交換、交流、あるいは塾生になる前の準備としてオススメです。

◯募集フォーム記入前にご確認頂きたいこと・・・
1、漢字実名フルネームのGoogle+アカウントで室井康雄(アニメ私塾)をフォロー済み
2、未成年者の方は親権者の同意を得ている
3、日本外在住者の方は以下の点を満たしていること
・SNS参加に必要な日本語力。
・参加費1万円を日本の銀行へ振り込みができる。

◯参加の流れ
・本フォーム記入→確認メール→6月5日正午〆切後参加費お振込案内メール→6月10日〜15日参加費入金→6月16日限定SNSへ招待、入金確認メール→手続き後参加完了
※本フォーム記入後「確認メール」が72時間以内に届かない場合は別途下記アドレスまで登録メールアドレスにてお名前を明記しご連絡ください。

◯参加時期
16年6月16日〜17年7月末日
◯参加更新
17年7月はじめに更新のご連絡をいたします。

ご不明な点は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
✉️karasawa1499@gmail.com
アニメ私塾代表
 室井康雄

2022年塾生T ・Hさん受講感想「受講してよかったこと」

  私塾の申し込み締め切りが間もなくに迫り、キャラコース受講中のわたしも残る課題が3月分の2回となりました。 去年キャラコースに申し込んでからもう1年が経とうとしてるんですね〜 ここでこの1年(正確には11ヶ月)を振り返りたいと思います。 受講を迷ってる方にも、判断材料になれば!...