2016年7月26日火曜日

一本線よりも迷い線

淡白・・・ 
「なんでそんな絵で確信的に線引いちゃうかな〜」というのはよく思う。 
「もっと迷ってよ。そして色々調べようよ。」と思う。 
レベルによっては一本線よりも迷い線の方がむしろ伸びしろを感じます。 
迷い線は的確な知識がついていけば減るが間違ってる確信線は矯正が難しい

だから「どうしても線をまとめられません・・・」という質問がたまに塾生からありますが淡白な確信線よりはマシかもしれません。 
線がまとめられないのは経験、知識が経ちないからであってそこから適切に物事を見ていけば楽に伸びる。

迷いすぎて全然決まらない・・・
という心の弱い人もハイレベルでいますが・・・ 
まずそれ以上に淡白なパターンが多い。 
なぜそこにシワがあるのか?影が四角なのか? アニメーターっぽいチャカチャカした絵ですよね。 気がついたら古くなって気がついたら使えなくなってたりする。

「線を引かない」っという選択肢もあります。 
例えばエラ張りがどうしても気になる人は線をアゴラインに引くのをやめるか一部にとどめてみましょう。 
線を引けば引くほどに情報が限定されむしろ立体感がなくなる場合があります。 
シルエット+最低限の線がアニメを動かす時には特に使いやすいです。

無意識の意識化‼︎ 
最大の敵は己の無意識。 
これは絵から人生哲学に通ずる真理。 
なんとなく引いた線には力はない。 
練習とは無意識時間を極力減らし、常に線を意識下におき表現をコントロールし尽くすためにやる。 
実は僕のノウハウの根本は常にこの部分に終始してます。
絵がある種のコミュニケーションツールであるならコントロールしなければ他人に伝わらない。 
むしろコントロールされてない部分をノイズとして他人に伝わり・・・
『見にくい→醜い』原因になる。 
つまり下手っぴに見えるということ。

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