2016年12月27日火曜日

◯アニメ監督志望のある高校生からの質問に対する回答

◯アニメ監督志望のある高校生からの質問に対する回答
Kさんへ
ご連絡ありがとうございます。
ご質問に関して
「アニメ私塾さんと一般の専門学校とでは何か違うのでしょうか」
一番の違いは日々の学ぶ場所が特定の場所があるかないかです。
アニメ私塾は毎週の課題を郵送で月一回東京での講習会またはネット添削の選択制になっており、17年度に関しては年間36回の添削機会があります。
つまり塾生の学びの場のほとんどが自宅などになるということです。
それを補うために塾内SNSやネット村SNSなどがあり、塾生同士で情報交換や練習の見せ合いなど日々研鑽し合っております。

専門、大学とアニメ私塾の選択肢に関しまして。
まず学費を出してくださる方(親御さんや親権者など)とのご相談を一番にお考えください。
それを前提に幾つかアドバイスさせていただきます。

専門、大学は学費が高いというのと先生の良し悪しがかなりあるので事前に『自分を日々教えてくれる人が誰か?』よく調べてください。

また大学で別の勉強をするのも手です。
僕は大学は数学科で中高数学の教員免許を持っていますがこれは今のアニメ私塾で教えるのにとても役に立ってます。

専門、大学に良い点はリアルな場所があること。
しかし学生のみんなが高い意識かといえばどんな美大難関校でも9割は将来絵で食べていけない人の集まりでもあります。

アニメ私塾は性質上、学生から社会人までや現役のアニメ演出家や3D会社経営者などが学び、またYouTubeなどでは専門の先生などもご覧いただいてます。
つまり各々で責任ある立場の方のさらなる学びの場にもなってますので同世代もいますが日頃接することのできない他業種、他の世代との関わりが持てます。

アニメ私塾の悪い点に関しては性質上、塾生のやる気に委ねられる点です。
つまり課題を出さなくなったらそれまでで僕の方で学校のやるような生徒指導管理のようなことは一切しません。
逆にいえばやる気さえあれば「お値段以上」に利用でき、人脈も手に入ることがあります。
アニメ私塾についてはネット村というライトな参加形式もありますのでとりあえず1月期に参加して様子を見ていただくのが良いかと思います。
http://animesijyuku.blogspot.jp/2016/12/171113.html

もしも、僕が今高校生なら・・・
という観点で進路を考えるなら。
アニメ私塾ともう一つ、二つ似たような学びを追加する形でやりたいです。
あるいはアマチュア制作活動するか。
あるいは高卒でいきなりアニメ業界に入るか。

最後に高校生の段階でまだ紆余曲折を体験してないと思いますのでアドバイスすると「美しいエリートの道」なんてありません。
仮に有名大学行って、有名アニメ会社入っても上手くいかないことだってあるし、引きこもりニートからいきなりプロのアニメのオープニングを任される人だっている。
要するに肩書きではなく実質的に自分が何を積み重ねてきたかあるいは重ねていくかが一番重要で他人の目などを過剰に意識しないことです。
アニメを仕事にするなら尚のことです。

それを前提に今、一番自分がやりたいことから実質的な自分にプラスになることを学んで行ってください。

アニメ私塾
室井康雄

2016年12月10日土曜日

誰かに与えてはじめて得られる。

誰かに与えてはじめて得られる。

情報くれくれ、環境くれくれ。

くれくれ餓鬼は何も得らない。

相手のメリットを考えられる視野がすごく大事。

たまに僕に質問メールが来るが一応プロで教える仕事をしてる人に教えてとは飲食店で無銭飲食するのと同義である自覚はあるのだろうか⁈と思う。


その時に僕は面白い、あるいは公益になる回答になり得る場合は回答してプライバシーに触れない範囲でツイッターなどに拡散してます。


相手に与える過程でしか何かを得られない、相手から得ることしか考えてない人は結果として得るものが少ない。

これは作品作りと練習に似ている。

練習はインプット、作品はアウトプット。

誰得を考えてアウトプットする過程が無ければインプットの意味もないし、インプットの方針も決まらない。


今回の優先選考基準の第一に他人を意識した作品とあるのはこういう理由からです。

作品とは他人に与えることで自分が得る作業ということです。


2016年12月4日日曜日

「アニメ私塾ネット村」17年1月期参加予約フォーム(1月13日正午〆切)

「アニメ私塾ネット村」17年1月期参加予約フォーム(1月13日正午〆切) フォームリンク先↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdd9r_A3arUI_AfCCwbSC0N2aQ6xTH7cQiHN-4uh20Q_55LTw/viewform

※「17年度生優先選考」の最後の機会になります。
◯概要
 ・参加費年1万円
・Google+コミュニティの限定SNS
 ・17年度生優先選考参加権
 ・ニコ生非公開部分他限定動画
 ・限定イベントなど

◯ネット村の内容説明160906ver ↓
https://www.youtube.com/watch?v=IVU1xv3swmg

◯17年度新規塾生募集について
http://animesijyuku.blogspot.jp/2016/11/17.html

◯募集フォーム記入前にご確認頂きたいこと・・・
1、漢字実名フルネームのGoogle+アカウントをご用意し、Google+『室井康雄(アニメ私塾)』をフォローする。
ない方は新規に。すでにお済みの方はそれで参加可。
⬆︎事前準備として必須。これが出来ていないと入金後の参加ができません。
2、未成年者の方は親権者の同意を得ている
3、日本外在住者の方は以下の点を満たしていること
・SNS参加に必要な日本語力。
・参加費1万円を日本の銀行へ振り込みができる。

◯参加の流れ
・本フォーム記入→1月13日正午〆切後同日中に「予約確認、参加費お振込案内」メール→1月16日〜1月20日参加費入金
→1月23日限定SNSへ招待、入金確認メール→手続き後参加完了
※1月13日中に「予約確認、参加費お振込案内」メールが届かない方はアドレスの間違いがある恐れがあります。
下記アドレスまで名前を明記して登録したいメールアドレスでご連絡ください。

◯参加時期
17年1月23日〜18年1月末日

◯参加更新
18年1月に更新のご連絡をいたします。

ご不明な点は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
✉️karasawa1499@gmail.com
アニメ私塾代表
 室井康雄

2016年10月4日火曜日

「アニメ私塾ネット村」16年12月期参加予約フォーム(11月27日正午〆切)

16年12月期参加予約フォーム(11月27日正午〆切) リンク⇩
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfETX-LVqf5yLZIErVhmesCcVY9IFFRlHg-__KQ0rwH1zxy6w/viewform

◯概要
 ・参加費年1万円
・Google+コミュニティの限定SNS
 ・17年度生優先選考参加権
 ・ニコ生非公開部分他限定動画
 ・限定イベントなど
※12月よりネット村内で「17年度生優先選考」スタート

◯ネット村の内容説明160906ver ↓
https://www.youtube.com/watch?v=IVU1xv3swmg

◯募集フォーム記入前にご確認頂きたいこと・・・
1、漢字実名フルネームのGoogle+アカウントをご用意し、Google+『室井康雄(アニメ私塾)』をフォローする。ない方は新規に。すでにお済みの方はそれで参加可。
⬆︎事前準備として必須。これがないと入金後の参加ができません。
2、未成年者の方は親権者の同意を得ている
3、日本外在住者の方は以下の点を満たしていること
・SNS参加に必要な日本語力。
・参加費1万円を日本の銀行へ振り込みができる。

◯参加の流れ
・本フォーム記入→11月27日正午〆切後「予約確認、参加費お振込案内」メール→11月28日〜12月2日参加費入金
→12月5日限定SNSへ招待、入金確認メール→手続き後参加完了
※11月27日「予約確認、参加費お振込案内」メールが届かない方はアドレスの間違いがある恐れがあります。
下記アドレスまで名前を明記して登録したいメールアドレスでご連絡ください。

◯参加時期
16年12月5日〜17年12月末日

◯参加更新
17年11月に更新のご連絡をいたします。

ご不明な点は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
✉️karasawa1499@gmail.com
アニメ私塾代表
 室井康雄

2016年9月20日火曜日

素人でやり尽くせ!!

素人でやり尽くせ!!
今ならpixiv、Twitter、YouTubeなどいくらでも表現の場もあるし、アニメ私塾や他にも勉強する場も沢山ある。
そこらへんをやり尽くすと必ず「素人の壁」にぶち当たる日が来る。
素人以上プロ未満の状態。
その時初めてスタジオに応募しよう!!

アマで「満を持して」じゃないとまず学ぶに値するスタジオに入れない。
多くのスタジオはプロと言っても名ばかりで今時うまい素人より下手な場合が多い。
そんな中に入っても意味がない(←これは私論)。

またある程度自分なりにやっていないと自分の適性がどうかわからない状態なので仕事を始めてからの成功率’(継続率)が不確定

仮に他のネットメディアで活躍できるレベルなら「アニメ」をその時たまたま選んでるに過ぎず、仮にアニメ業界に馴染めなくても3Dや2Dゲーム、イラストなど他の「表現で食う」系に簡単に意向できる。

ちなみにアニメ私塾の課題は1年目が大手アニメスタジオ入社レベル相当。
2年目がプロになって3年以内に修めたい技術相当です。
なので1年目のみ受講でも多くのプロを輩出してますし、「うちのスタジオちゃんと教えてくれない」という人は2年目まで受講すると基本的な「動き」「アニメーション」は習得できます。


2016年9月14日水曜日

アニメ私塾おすすめ動画まとめ170411再編

◉アニメ私塾おすすめ動画まとめ170411再編
各動画をノートをとりながら進めると効率的に受講できます。
うちではノート。外では聞くだけでもいいです。
是非ご覧いただきたくさん描いてください。
◯YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCRYuHKwhgfCighvhR3n151w

◯アプリでアニメーション
・161225電車移動中animation DESKテスト 

https://youtu.be/vW2_L0yHzVU

・アプリで簡単アニメ作成しよう


◯アニメ私塾のことを知りたい
・年度新規塾生説明会①

・17年度新規塾生説明会② 

・2年目以降の塾生参加内容 

・アニメ私塾説明会① <概要と講師紹介> 130331https://youtu.be/tyErhByX1uA
※試用期間3ヶ月は15年度以降ございません。他多少の課題の変更等は最新の情報をお調べください。

・アニメ私塾説明会②<教育方針とカリキュラム> 130406
https://youtu.be/CjDw8xLbUgg

・アニメ私塾説明会③<実践アニメと作画オーディション> 130406
https://youtu.be/REel0b-URWA

・15年度説明会(一般公開)141025
https://youtu.be/wu43yaTycGw

・Google+のコミュニティ利用についての説明
https://youtu.be/IC3uIAlr01A

・アニメ私塾の課題レベル 

◯アニメ私塾ネット村について
・ネット村の内容説明160906ver 

・ニコ生公開添削160626 

・ネット村宣伝 

・ネット村ニコ生添削希望160623 


◯全然描いたことないです!!(1年目課題)
・アニメ私塾講習会<準備編>①130324
https://youtu.be/N20xeaqfnCk?list=PLoFt8X5-kQVgxTrKDf8Ok6l5IhvMcKrQg

・アニメ私塾講習会<準備編>②130324
https://youtu.be/7Pf05Jo7GeM?list=PLoFt8X5-kQVgxTrKDf8Ok6l5IhvMcKrQg
・描く姿勢参考‼︎
https://youtu.be/YTHwIN6bz3E
・お試し添削会151018
https://youtu.be/sOIADED9Hxw

・「似顔絵」アニメ私塾160402@南会津郡南郷 

・鉛筆フォルダーの作り方 
https://youtu.be/EFjwrxII_wQ

◯初心者コース
・学生時代の下手な自分絵の添削
https://youtu.be/oPPoTjAzOuM

・初心者コースお試し添削②学生時代の自分絵の添削
https://youtu.be/QuLonB9x5c8

・初心者コースお試し添削③学生時代の自分絵の添削
https://youtu.be/MeIm-HaCtow

◯模写して上手い人の技術を学ぼう(1年目課題)

・アニメ絵模写説明、比率編
https://youtu.be/KDimGLeh_OE?list=PLoFt8X5-kQVgxTrKDf8Ok6l5IhvMcKrQg

・アニメ絵模写ディテール編
https://youtu.be/LploSx8qXbY?list=PLoFt8X5-kQVgxTrKDf8Ok6l5IhvMcKrQg

・効果的な模写のポイント160524 
https://youtu.be/kyV9LZLe3e8

・単調な形を避ける、メリハリのある形 

・「描く姿勢」150403ニコ生
https://youtu.be/LploSx8qXbY?list=PLoFt8X5-kQVgxTrKDf8Ok6l5IhvMcKrQg

・「まっすぐ描かない!!」150403ニコ生
https://youtu.be/wJebtJWkeME

・どんなキャラもベースは同じ
https://youtu.be/X-mFxighCf8

・顔の立体
https://youtu.be/nCA-4E6X1zg

・目の描き方、シルエットで見る
https://youtu.be/pKg5WDYjWcM

・立ちポーズ、足元の描き方
https://youtu.be/mhQMQJ3NiZ4

・手の描き方
https://youtu.be/tJWknVKeQcQ

・シルエット=手癖を無数覚えよう
https://youtu.be/s5bh28VXo50

◯デッサンして実物も勉強しよう(1年目課題)
・デッサンの基本ポイント 

・デッサン裸体、水着編
https://youtu.be/xzAS6ttxaxo

・デッサン応用(重心、デフォルメ) 

・リアル顔のまとめ方① 

・リアル顔のまとめ方② 

・デッサン着衣編 

・単純化で描く
https://youtu.be/UQX_8aGLY2k

・流れ、囲碁式まとめ方
https://youtu.be/aTsIdgYJqTw

・簡単骨格
https://youtu.be/6qDHo2DyQIk

・リアル顔描き方
https://youtu.be/8nQCX8Q8Yew

・肩は袖の塗り分けで描く
https://youtu.be/pc5LPzQJl1I

・パンツ線で足は動く
https://youtu.be/l1VKvzi5b_0

・ヒジの位置誤り、立体で考える
https://youtu.be/KRitXgQQr7E

・着衣準備編「タオル」 

・着衣デッサン「シルエット→中身」 

・着衣デッサン「バストアップ、シワのでき方」 

・◎描けない「〇〇」の攻略法『足と描き分け編』 
https://youtu.be/osVGeblcOtY

・◎描けない「〇〇」の攻略法『手編』
https://youtu.be/2tEdFULeLFk

◯ポーズ創作(1年目課題)

・全身アオリ、フカンの描き方
https://youtu.be/EOFr3coV6lw

・手を挙げる
https://youtu.be/-rjxx9GX7q8

・フカン、アオリ応用(体の凹凸編)
https://youtu.be/tm2HjuaC7_0

・子供と成人の描き分け
https://youtu.be/xE219i5vtvI

・演技付けポイント
https://youtu.be/nu8wQhgORlY

・重い荷を持つ
https://youtu.be/zcm0B2aNwI4

・三面図で描く
https://youtu.be/woRssufPyXk

・「重い箱」演技参考
https://youtu.be/9-ZODzlhFgo

・肩と腰は自由に動く 

・躍動感を重心で出す 

・シンプル斜め立ちポーズ 
・バストアップ斜め 

・フカン、アオリ「全身」編 

・フカン、アオリ「バストアップ」編 

・歩き基本<重心編> 

・歩き中級<肩腰編> 

・歩き応用<空間篇>

・ポーズ創作「棒を持つ① 」

・ポーズ創作「棒を持つ② 」

・ポーズ創作「走り① 」

・ポーズ創作走り② 

・極太ツールで大まかに捉えよう⑴ 

・極太ツールで大まかに捉えよう⑵ 
https://youtu.be/EYyOEDOjQyI

・図形で躍動感を出す①「重い荷物編」
https://youtu.be/YaYhiVEQBLU

・図形で躍動感を出す②「エフェクト、構図法まで応用編」
https://youtu.be/vmDS-6iD32k

・強風に向かって歩く
https://youtu.be/3KMX2Cc7KNY

・力は八割の位置で入る
https://youtu.be/Ih_a_eNViIE

・食べる仕草考察
https://youtu.be/gvviXXOqJCw

・食べる構図考察
https://youtu.be/iXpUnUMWDZU


◯パース、構図法(1年目課題)


・パース基礎講座
https://youtu.be/c8nYXoF671o

・パース基礎『椅子と人』説明
https://youtu.be/eJ4p3ElJmYo

・パース応用『家の中の人』
https://youtu.be/--D8S03207I

・立体物の単純化
https://youtu.be/RCjy80qwawE

・写真から背景を描く①(廊下編)
https://youtu.be/Ar8vAGE0hUE

・写真から背景を描く②(部屋編)
https://youtu.be/xW3f5MBcprM

・写真から背景を描く③(道と建物)
https://youtu.be/VWKB1J1XsDw

・写真から背景を描く④(自然)
https://youtu.be/niz1XnO0GNw

・商店街、公園の描き方 150322ニコ生
https://youtu.be/8dJbXhMjG30

・広角、望遠について ニコ生150216 

・空間に人をのせる
https://youtu.be/9jfhPTYISPA

・パース基本「箱を描く」
https://youtu.be/giqYbC3KQuE

・人にパースをつける
https://youtu.be/jc-sYLKfIFQ

・向かい合う二人
https://youtu.be/WafIlQpWiWw

・木と人 編
https://youtu.be/A3BV3AxZbI0

・レイアウト:給水塔と人
https://youtu.be/47GYWJ3yCqM

・部屋の描き方 

・背景の描き方「定規のコントロールの仕方」 

・道と建物の描き方(L字空間ビート) 

・自然空間ビート 

・目線誘導の作り方 
https://youtu.be/KZ2SQPKF-S4

・空間準備編『立方体を描こう』
https://youtu.be/o-HsMNbVOxY

椅子と人の描き方
https://youtu.be/snOm5NKKrjY

・目線誘導の作り方 161220
https://youtu.be/7GUcI5n4Dq4

・パース線と遠近
https://youtu.be/KOid2Ms8F8E

・部屋と人 断面から立体を立ち上げる
https://youtu.be/_Wr0gVsAOa4

・食べる構図考察
https://youtu.be/iXpUnUMWDZU

・一年目課題の応用例①
https://youtu.be/3Tx92u5hyho

・一年目課題の応用例②
https://youtu.be/mbIbuz-gCX8


◯作画の基本(2年目課題)
・アプリで簡単アニメ作成しよう 

・3k100枚リピート 
https://youtu.be/uzHyA0aDnpQ

・タップ割講習会
https://youtu.be/CiF07Nj6N7k

・〈振り向き説明動画〉141010
https://youtu.be/pI0LYoKAQQg

・「横歩き」説明動画
https://youtu.be/HUFejV94MVs

・「斜め歩き」説明動画141113
https://youtu.be/-_1clb8N73Q

・カンタン横歩き
https://youtu.be/6xq0XEAuXnY

・横走り
https://youtu.be/RKpz1JYhuhg

・斜め走り
https://youtu.be/dpGfGGajvyE

・色々な走りの説明
https://youtu.be/U9rVwgzeYT0

・一周走り解説編
https://youtu.be/gFM7xl0Arig

・全身振り返り
https://youtu.be/iKfNXnIclzE

・立ち幅跳び 150322ニコ生
https://youtu.be/uQsZz6xwYIg

・<ボール投げ>課題添削130420
https://youtu.be/SL2urLsvJow

・ボール投げ
https://youtu.be/xir983Cn2zk

・立ち上がり作画
https://youtu.be/Gv5IONNxfH0

・エフェクト基本(爆発作画例) 150322ニコ生
https://youtu.be/skLmBevgbSY

・爆発作画例(所要時間20分)
https://youtu.be/UGnn-bR7IF4

・エフェクト仕込み
https://youtu.be/pBM9DKhrcU

・エフェクト炎、煙作画例 

・実践作画「跳び箱」レイアウト編 

・実践作画「跳び箱」原画編解説 

・跳び箱原画撮影 

◯伸び悩んでいる君へ!!

・上手くなるかどうか不安、画力必要論
https://youtu.be/kCRgMR9PreA

・スランプ脱出法
https://youtu.be/zZHz6b5O4LU

・下手でも作品を作ろう!!
https://youtu.be/euMWm_Bq8is

・上手くならない理由
https://youtu.be/SqGSOuA7ut8

・作品も練習も同じ
https://youtu.be/Vl8QvCMG9Rw

・見るより描け!!
https://youtu.be/A_uqehCGZFk

・質問の意味
https://youtu.be/RS2ECD7OUdE

・素直は得(戦略的に)
https://youtu.be/s9h-9wQtGC8

・わかるを目標に
https://youtu.be/bgIyeTRXlpw

・モチベ維持の方法
https://youtu.be/S1lS8DXs0EI

・自分を観察して上手くなる!!
https://youtu.be/l-FQyf_Hpc8

・引用以外するな!!
https://youtu.be/YCPOoPH065w

◯これからアニメーターになる人へ
・これからアニメーターになるなら①
https://youtu.be/tLxg2WjBWLQ

・これからアニメーターになるなら②
https://youtu.be/BD8w7hXG_z0

・これからアニメで食べていくには
https://youtu.be/9Y_wPhNzeB8

・実家に住もう
https://youtu.be/6RAjc3VHdgg

・アニメーター就職説明会@コロモ130616
https://youtu.be/ZckRERzblrc

・131102中央大学白門祭講演
https://youtu.be/TPaNTHmg0MA

・131006金田伊功を知ろう
https://youtu.be/CJHcsWUmGHs

・演出のなり方
https://youtu.be/7kVKS8l-KsE

・Q、アニメーターになれるか不安です 

・プロデューサーを呼んで160320 
https://youtu.be/ibXxjkW0z20

・3年以内に作画監督、月収30万以上になる方法‼︎
https://youtu.be/kf5jI8_3MDg

◯新人原画マン向け

・<原画の描き方!!>@C2Cスタジオ130420
https://youtu.be/Tow25I4HqRc

・奥→手前→奥の実践課題(原画試験対策)
https://www.youtube.com/channel/UCRYuHKwhgfCighvhR3n151w

2016年9月6日火曜日

絵を描く前に健康作り

ああ、今日は不調だあ‥‥
っていうのは絵が不調なのではなく体調不良なだけ。 
健全な表現は健全な精神と体調に宿る。 
つまりダラシない生活をしてると絵にも響く。 
ちゃんと寝て、食べて、運動して、寝て‥‥。 
ロングスパンで見たら、夜型より朝型の方がよいし、朝一の絵が一番調子良いハズ。

深夜になると調子が上がる‥‥ のではなく単に深夜になって判断基準が曖昧になって自分の絵にOK出す基準が緩くなってるだけかもしれない。

○上手くなるために下手な絵も耐える‼︎

・短時間⇨流れ、全体のバランス重視 
・長時間⇨細部まで見てしまう 
など時間のかけ方で描き方も変わります。 
ちゃんと上手く描こうとすればするほど長時間=細部描きに行きがちです。
 短時間=不完全な状態を知ることで弱点が顕著になります。

短時間に淡白にしか描けないのもダメ。
 長時間ねちっこくしか描けないのもダメ。 
両方の描き方の特性を理解しつつ、あくまで「基本比率」「流れ」からはじまり「全体の一本」や「単調な形、シンメトリーを避ける」など応用範囲に至るまで意識すべき点を常に忘れないのが重要‼︎

自分を変えるのが難しい!!

絵が上手くなることが難しいんじゃない。
自分を変えるのが難しい!! 
明確な理想と思想を持ち、それに向かって着実に自分を変容させていく。
そのためには厳しい監視を自分にしなければいけなかったり、栄養を与えたり、鍛錬したり。
 その結果として「絵も上手くなる」というのが実際のところ。

「ありのままの」「個性」「自由」・・・など美辞麗句は全て絵の上達の障害にしかならない。
その洗脳にハマってる限りまず上達は望めない。 
第一上手い人でそんなこと言ってるやつ見たことも聞いたこともない。 
これらは下手な人の言い訳。
または教えるのが下手な人の教育技術の欠如の言い訳。

「やる」か「やらない」しかない

Q、私にアニメーターとしての才能ありますか?
 A、うーん、めちゃくちゃあるかといえばそこまでではないですが真面目にコツコツやっていけばなんとか食べていけないことはないかと思います・・・.
 ってな具合で大概の人は自分の行動を100か0かでやるかどうか決めていまいます。

しかし仕事として実際にやってみると・・・ 
・雑誌や原画集に出てくるめちゃくちゃ上手い人 
・同上だけど実際にはそこまでない人 
・聞いことないけどめちゃ上手い人 
・まあまあ上手い人 
・上手くないけど真面目にコツコツ 
・下手で不真面目 
・・・などかなり無限の階層があります。

そう考えると「やる」か「やらない」しか本当にないとしか言えないです。 
僕や他の先輩に適正の有無を聞くのはいいですが結局、将来の自分を担保するのは自分の行動次第です。 
自分以外が誰も自分を保証なんてしてくれません。

2016年8月27日土曜日

◎1年目課題の意味説明

◎1年目課題の意味説明
【模写】
・上手い人の描き方のマネが一番上手くなる
・アニメーションは高度な「模写」
・先人の技術習得、自分一人では絶対に上手くならない
【デッサン】
・模写だけだと記号、パターンに陥りやすいので実物観察
・自分で演技してみよう→実感のある表現
【自分描き】
・落書きから作品作りまで
・しかしわからないところは常に何かを見たり参考にする癖をつけること
【ポーズ創作】
・力の方向性や強弱、重心で「動き」になる。
・手足はおまけ、肩腰の変化で動く
・自分で演技してみよう、パントマイムのススメ
○空間準備
・立方体を描こう→ここで透視図法や望遠広角などパース説明
・ティシュの箱を撮影してみよう

【椅子と人】
・イスがあるだけで空間が無視できなくなる
・広角、望遠の見え方の違い
・イスから逆算して人を描く
【二人の人】
・目線の合わせ方
・体の向き、パース違いの描きわけ
【給水塔と人】
・レイアウト→目線誘導と見せたい順
・大小差と楕円の断面変化
【モノと人】
・人との対比でモノを描く→人が使うモノは人が使いやすい大きさになっている
【部屋と人】
・座れるイス、寝れるベッド、入れる戸
部屋のすべては人サイズベース
【人と空間】
・廊下→商店街は同じ構造
・道の注意点
・すべては断面を意識する
‥など

2016年8月2日火曜日

出張アニメ私塾‼︎2016年10月11月12月募集(〆切8/15)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSegHZrp5KieDO4MHJZfPQbkmg7dFtK75732MuwoMvbH4zWmxA/viewform
出張アニメ私塾‼︎2016年10月11月12月募集(〆切8/15)
あなたの会社でオフ講習会!!
◯概要
塾生の月1オフ講習会の開催地募集
◯条件
・新宿から最寄り駅まで30分圏内
・塾生15人以上収容する会議室など
・プロジェクターまたは大型TVを有すること
・無償貸し出し
◯社員、所属スタッフなどの無料見学権付与について
・塾生15人+お貸し頂くスペースに応じた見学者数
※例えば30人収容なら15名まで、50人収容なら35名までなど
※社員、所属スタッフへのその場での指導は原則として行いません。
◯講習内容日程
・10月29日(土)、30日(日)「手足の描き」、「斜め走り」
・11月26日(土)、27日(日)「椅子と人」、「様々な動き」
・12月17日(土)、18日(日)「2人の人」「エフェクト」
※12月18日(日)はアニメ私塾の忘年会を予定しております。
※各日にち時間最大で10:00〜18:00、詳細は各月塾内スケジュール決定後にお知らせします。
◯複数お申し込み者のある場合はお申し込み内容を考慮し、開催の有無をお返事いたします。
よろしくお願いします。

アニメ私塾代表
室井康雄
karasawa1499@gmail.com
TEL090−7336−6828

2016年7月26日火曜日

才能がない人はアニメーターになろう‼︎

本当に才能がある人はアニメ業界に行かずとも今時、YouTubeや電子書籍、同人誌などいくらでも絵を商売に出来ます。 
12年前の僕は単体で攻める勝算がなかったのでアニメ業界に入り修行しました。 
そういう考え方もあります。

漫画家、イラストレーターはいきなり一国一城の主。
 いきなり単体で絵で食うのはちょっと……という方の選択肢としてアニメ業界のアニメーターはあります。
 家でいくら描いてもお金なりませんがアニメーターは一枚何百円かにはなり、1カット数千円、一カ月数万円、腕次第で絵だけで食えます。

アニメーター単体では一切お金は入りません。 
仕事を振る制作がいて制作が所属するスタジオがあり、スポンサー、出版社などメーカー、原作者がいた上でギャラが発生します。 
その分ほぼ『確実』に入ります。 
漫画家、イラストに比べてアニメーターは『ローリスクローリターン』の絵描きとも言えます。

絵はまあ上手いんだけど単体でキャラがバカ売れするほどじゃあないんだよなあ〜…。
 という程々に才能があって才能がない人というのが実は『アニメーター』としては向いてます。 
どんなに優れたアニメーション能力があってもキャラが売れたら原作側になったりと純粋にアニメーターでなくってしまう。

絵で食べるということそのものがかなりトリッキーな中にあってそれでも『アニメーターになる』は相対的に堅実な部類です。
 流行りに左右されにくく、画力がダイレクトに収入に直結するから。 
他の絵描きでは100か0かですがアニメーターにはまあまあ食える〜ヤバイかもなど無限のグラデがある。

一本線よりも迷い線

淡白・・・ 
「なんでそんな絵で確信的に線引いちゃうかな〜」というのはよく思う。 
「もっと迷ってよ。そして色々調べようよ。」と思う。 
レベルによっては一本線よりも迷い線の方がむしろ伸びしろを感じます。 
迷い線は的確な知識がついていけば減るが間違ってる確信線は矯正が難しい

だから「どうしても線をまとめられません・・・」という質問がたまに塾生からありますが淡白な確信線よりはマシかもしれません。 
線がまとめられないのは経験、知識が経ちないからであってそこから適切に物事を見ていけば楽に伸びる。

迷いすぎて全然決まらない・・・
という心の弱い人もハイレベルでいますが・・・ 
まずそれ以上に淡白なパターンが多い。 
なぜそこにシワがあるのか?影が四角なのか? アニメーターっぽいチャカチャカした絵ですよね。 気がついたら古くなって気がついたら使えなくなってたりする。

「線を引かない」っという選択肢もあります。 
例えばエラ張りがどうしても気になる人は線をアゴラインに引くのをやめるか一部にとどめてみましょう。 
線を引けば引くほどに情報が限定されむしろ立体感がなくなる場合があります。 
シルエット+最低限の線がアニメを動かす時には特に使いやすいです。

無意識の意識化‼︎ 
最大の敵は己の無意識。 
これは絵から人生哲学に通ずる真理。 
なんとなく引いた線には力はない。 
練習とは無意識時間を極力減らし、常に線を意識下におき表現をコントロールし尽くすためにやる。 
実は僕のノウハウの根本は常にこの部分に終始してます。
絵がある種のコミュニケーションツールであるならコントロールしなければ他人に伝わらない。 
むしろコントロールされてない部分をノイズとして他人に伝わり・・・
『見にくい→醜い』原因になる。 
つまり下手っぴに見えるということ。

デッサンの目的→思い込み脱却!!

◯デッサンのよくあるミス 
・肩胴腰の流れがまっすぐになる 
・関節は思ったより細い 
・手足の関節は肘膝でずれてついてる 
・手足の山部分が斜めにずれてる(各部位シンメトリを避ける) 
・顔の表現漫画的にならないように面で分けるように 
……など。
 ※デッサン=実写線画化として使ってます。

デッサン⇨実写の線画化ができればスムーズになんでも描けるようになります。 
家、車、自然等々。
 描けないというのは自分のフィルターが掛かっているから描けない。 
アニメ、漫画絵が好きなのにデッサンはシンドイですが「絵の拡張性」の分岐点でもありますので是非挑戦してみましょう!!

デッサンにおいて上手く描こうとすると上手く描けない。 
上手く=魅力的に=思い込み手癖の記号を打ち込もうと思ってしまう。 
『頭空っぽの方が夢詰め込める〜♫』なわけです。 
なるべく思い込みを捨て見たまんま指を動かす。 
時に薄眼にしてしっかり見ない… など。

指先の行きたい方向に抗う‼︎ ワケです。 
その違和感が思い込みと闘ってる瞬間。 
これがむしろ楽しいくらいになるとどんどんいろんなモノが描けるようになる。
 絵は手先の器用さなんかよりもここら辺の禅問答みたいな部分が大きい気がする。 
思い込みとの闘い‼︎

実写の特にミドル以下サイズの顔がとにかく苦手という人多いですがまさにそういうこと。 
自分のかわいい、かっこいいイメージの漫画記号に一度変換するから元写真と離れていく。 
『面を分ける』ことだけ意識してみよう。
 髪と顔の比率。目と口の位置など。 
実は鼻なんかなくても顔に見える……


例えば横顔なんか鼻、口、顎と描いてるうちにバランスが悪くなる。 
細部しかみてないから。
 後頭部との位置関係をみたらそんな前に出てないし大きくないかもしれない。 
そういう視野でみればアタリとしては鼻下は一本線の方がバランスとれる。 
全体においてもそうでいきなり細部を見てはいけない。


「全体のバランスを見る」=「細部はあえて見ない」・・・ということ。 
解像度を下げることで第一段階で基本的な比率や流れ重視で見れるようになります。 
理想は一発で全部ですがそれには慣れが必要なのでとりあえず分けてみるようにする。

上手い人の電車クロッキーなんかによくあるカクカク四角人間。 
ああいう感じでまず見る。 
細かいところを線追いしている段階ではどうしてもバランスが悪いから全体をざっくり捉える訓練をしてみる。

いきなり原画をやる末路!!

才能がある人ほど動画からやって欲しい。
素人で結構上手いといきなり原画を振ってくる業界人がいますがこれにのると・・・ 
「トリッキー系」になり後々仕事の幅を狭くすることになる。 
原画の後に動画に戻るの逆にかなり覚悟がいるのでやはり動画→原画の流れ推奨!!


素人で動きが上手いのとプロのレベルの画面クオリティはやはり隔絶の差があります。 
プロの画面を覚えるのが緻密な動画作業です。 
動画でちゃんとトレスを覚えておかないと原画の線が引けない、まして作画監督の修正が拾えない・・・と集団作業が成立しません

そしていくら動きのセンスがあっても最終画面のフィニッシュまで決められないと結局は「動きの切れ」も悪くなります。 
なので才能ある人ほど勿体ないので正攻法で行って欲しい。 
上手い素人として鳴り物入りでいきなり原画をやっても結局、エフェクトアクションのみなどトリッキー系扱いになります。

「すぐにデビュー」と「2、3年の稽古レッスン」のどちらがアイドルとして大成するかに似てるかも。 
絵描きも実は「芸能人」の一種。 
すぐにデビューでも自己修正を常にやって行ける人なら大丈夫だけどそっちの方が逆に難しい。 

2016年6月20日月曜日

「アニメ私塾ネット村」16年10月参加予約フォーム(9月25日正午〆)

https://docs.google.com/forms/d/1ue7DjWmsv2pPkNtxX3a4rZzKek1kBiunEDHFLbDYoYU/viewform?usp=send_form
募集フォーム⬆︎
◯概要
 ・参加費年1万円
・Google+コミュニティの限定SNS
 ・17年度生優先選考参加権
 ・ニコ生非公開部分他限定動画

 ・アニメ私塾イベント招待
 ・限定イベント
◯ネット村の内容説明160906ver ↓
https://www.youtube.com/watch?v=IVU1xv3swmg&feature=youtu.be&a



◯募集フォーム記入前にご確認頂きたいこと・・・
1、漢字実名フルネームのGoogle+アカウントで室井康雄(アニメ私塾)をフォロー済み
2、未成年者の方は親権者の同意を得ている
3、日本外在住者の方は以下の点を満たしていること
・SNS参加に必要な日本語力。
・参加費1万円を日本の銀行へ振り込みができる。

◯参加の流れ
・本フォーム記入→確認メール→9月25日正午〆切後参加費お振込案内メール→9月26日〜30日参加費入金→10月3日限定SNSへ招待、入金確認メール→手続き後参加完了
※本フォーム記入後「確認メール」が72時間以内に届かない場合は別途下記アドレスまで登録メールアドレスにてお名前を明記しご連絡ください。

◯参加時期
16年10月3日〜17年10月末日
◯参加更新
17年9月に更新のご連絡をいたします。

ご不明な点は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
✉️karasawa1499@gmail.com
アニメ私塾代表
 室井康雄

2016年6月12日日曜日

◎アニメ私塾ニコ生オフ会160626(〆切6/23)

◎アニメ私塾ニコ生オフ会160626(〆切6/23)
参加募集フォーム⬇︎
https://docs.google.com/forms/d/1aXS4nX1b4VjWqm4U5t5m1Vfz39tD6EsJt7XYYTCOEK4/viewform
※6/24に確認メール差し上げます。
◯日にち
16年6月26日(日)
◯場所
三鷹市市民協働センター
◯内容
<1部オフ会見学会>13:00頃から〜16:00※開始時間の確定は確認メールにてお知らせします。
オフ講習会の見学になります。6月課題は1年目デッサン、2年目振り向き。
<2部ニコ生公開添削会>16:30〜18:30
希望参加者はA4サイズ横書き1枚にオリジナルで落書き、ポーズ創作、キャラクター、風景など描いてお持ちいただき添削いたします。添削の手元動画は当日ニコ生公開、後日YouTubeにて公開します。
参加者は先着10名一人10分。当選者は確認メールでお知らせします。

◯募集人数
100名(達し次第〆切)
◯参加費
一般2000円
ネット村1000円
塾生500円
※オフ会参加塾生は室料のみ徴収

◯交流会19:00〜22:00(開場18:30)(〆切18日)
・参加費3000〜4000円または現地ワリカン
・三鷹駅周辺の居酒屋で参加人数に合わせて確認メールにてお店の予約をします

2016年6月5日日曜日

自分の中に観客を持つ‼︎

第三者的に自分を客観視してプロデュースしてく感覚は絵の上達にも仕事を成立させていくにも不可欠。

目の前の自分の喜怒哀楽だけては視点が一つで視野が狭い。 
例えば採用担当ならどういう人材を欲してるか?
など他人へ視野を広げてくことが『大人』になることそのもの。

他人がない人。 
自分の喜怒哀楽に振り回される駄々っ子は悲しいけど誰も構ってくれなくなくなる。 
ここら辺は悲しいかないい歳になってもわからない人はわからない。子供のまま。 
大人になるとは新人、中堅、責任者など各種立場を理解し、状況に応じて立場を使い分けられるようになること。

個性ってどうでもいい。 
絵で食うのに重要なのはニーズに合った絵を描くこと。 
ニーズ=他人主義ともいうべきかな。
 ただし媚びるのとは違う。
迎合すると軽んじら飽きられる。 
都合が悪くなると個性に逃げる愚か者は成功しない。 
絵は他人が見て、そこに対価を払ってこそ絵で食える。

他人主義のポイント。 
教えてて…… 『なんで描きにくいところわかるんですか?』的なこと言われるがそれは簡単。 
自分が過去につまづいたのを覚えてるから。
人は8割くらい似たところでつまづく。 
つまり自分レイヤの解像度を上げれば他人の気持ちもわかる。
自分が観客ならどうみるかな?と言う視点移動が絵を仕事にする上で最も重要。
ここまで行くと個性って何だ?ってなる
もちろんTwitterもYouTubeもBlogもあるあるネタは自分の弱点=他人の弱点として紹介してます。 
だから『ああ、あなたは下手ですね…』ではなく『あなたはこの段階ですね』という説明ができる。 
次の段階に行くにはこれだけデッサンをしなければ……と指示が明確になる。

他人主義は演技プランを考える時も重要。 
女の子四人が楽しげに買い物する時にどーやってるんだろ?…とかコンテを描く時に考えたりすると自分がその世界に入って女の子になるしかない。 
パントマイムやモノマネ芸の親戚あたりにアニメ表現はあると思う。

アニメーションは露骨に本人の視野が出るので怖い。 
世界をどう見てるかが表現に顕著に出てしまうからだ。 
しかも自分の姿勢の悪さなど美少女美少年を描いてるはずが自分の肉体性まで無意識に出てしまう。 
観察力を鍛えるとは無意識の日常を意識化すること。

2016年3月26日土曜日

出張アニメ私塾‼︎2016(〆切3/31)

出張アニメ私塾‼︎2016(〆切3/31)
あなたの会社でオフ講習会!!
募集フォーム↓
https://docs.google.com/forms/d/1_0KdW5WV4t3602xI-AQ4nIWAgFKQ2bp7pXWK4JbeH2Q/viewform

◯概要
塾生の月1オフ講習会の開催地募集
◯条件
・新宿から最寄り駅まで30分圏内
・塾生15人以上収容する会議室など
・プロジェクターまたは大型TVを有すること
・無償貸し出し
◯社員、所属スタッフなどの無料見学権付与について
・塾生15人+お貸し頂くスペースに応じた見学者数
※例えば30人収容なら15名まで、50人収容なら35名までなど
※社員、所属スタッフへのその場での指導は原則として行いません。
◯講習内容日程
7月30日(土)、31日(日)「ポーズ創作」片足バランス、創作横歩き
8月27日(土)、28日(日)「デッサン着衣」全身、斜め歩き②
10月1日(土)、2日(日)「ポーズ創作」ボールを蹴る、創作横走り②
各日にち時間最大で10:00〜18:00、詳細は各月塾内スケジュール決定後にお知らせします。
◯複数お申し込みの場合はお申し込み内容を考慮し、開催の有無をお返事いたします。
よろしくお願いします。

アニメ私塾代表
室井康雄

2016年3月12日土曜日

絵の練習、上達とは試行実験‼︎

絵の練習、上達とは試行実験‼︎ 
・早い、遅い ・格子有無 
・模写=記号、デッサン=リアル 
・見たり、見ないで 
・下書き有無 
・鉛筆の濃さ 
・シャープペン、鉛筆、ボールペン、筆ペン‥‥画材 
・紙の種類 
…など考え付くだけで2の5乗×画材の種類×紙の種類=たくさん描き方がある。

それだけたくさん描き方があるのに「いつもの‥‥」になるのはおかしい‼︎ 
まずは今の必勝法の真逆をやってみては? 
それだけで2パターン。 
次に部分入れ替えで4パターン‥‥といくらでもバリエーションを増やす中でさらに自分に最適なやり方を「探す」感覚が大事。
まさに試行実験‼︎
無限の描き方の中で闇雲に試すのは効率が悪いから。 
上手い人の形はおろか、鉛筆、紙まで真似してみる。 
これも試行実験だから色々な人で試す。 
その間に自分の武器が増える。 
大事なのは常に過渡期な感覚。 
いい意味で常に不安定を目指す。 
出ないと画力は途中で下がる。

上達の無限ループ!!

1年目課題。
模写デッサンあたりは真面目さでなんとかなります。 
椅子と人や空間、構図の話になると自分なりに考える必要も出てくる。
建物、人、車、部屋なんてどうしたらいいか
‥‥といううちに1年目がおわる。 
しかしその後模写、デッサンに戻ってやったみて下さい。 
めっちゃ上手くなってる。

最初に身に付けた「見て描く」習慣が空間まで行くと脳や認識への圧力がMAXに達する。 
まわりは上手く見える一方自分のデキが悪く見える。 
その期間こそが実は一番成長している。
負荷を下げてはじめの課題を復習すると恐ろしく簡単に思え、以前より上手く描ける。

描いたことないモノ苦手なモノを描くと実は得意分野が強化されます。 
例えば「人は描ける」けど車や街など描いたことない人、苦手な人。 車や街の空間把握力がモロに人に戻って上手くなります。
 実は「人は描ける」は思い込みで本当は描けてなかったりします。 
人ほど複雑な形のモノないですから。

「人は描ける」は空間まで考えないで描けるだったわけです。 
つまり曖昧なところが多く、なんとなく記号みたいな。 
身の周りを見れば明らかに人が一番複雑な形。
人が本当に描ければ車も街も描けるはず。 
しかし、一旦人よりも単純な車、街などの練習により空間だけを意識出来るから人も上手くなる。
そう考えて行くと実一番難しい課題はむしろ最初の模写、デッサン、ポーズ創作なんじゃ?
…というラスボスが最初の仲間的な王道パターンも絵の練習にもあります。 
「全体を見る」「流れ」「単純→細部」これらは数年でパッとは出来るようになりません。

「人は描ける」ではなく「人は描いたことある」が正解。 
車、街は描けないんじゃなくて描いたことがないが正解。 
ここらへんの間違った食わず嫌い、得意不得意は認識し直した方がいい。 
だからこそ人も車も街も同じテンションでまずはふわりと捉え、徐々に細部への流れは何を描いても同じハズ。

理想は万物を並列に神目線で描く。 
そういうイメージがあればそれこそ人体デッサンだけしてれば全部描けるようになるハズ。
 やたら予備校で人体デッサンやらせるのはそういう理由なんだろうか…。 
人体が一番複雑な立体だからか‥‥。
 感覚としては何が苦手とかでなく捉え方の問題になってくる。

練習は自分変換しない!!

模写、デッサンの最大のポイント「正確に描く」とは‥‥ 
言い換えれば「自分変換しない」と言うこと。
 練習でも落書きでもいつもの青鉛筆素体の後の清書のように自分のショボい必勝パターンに落とし込む人は上達しにくい。 
練習のポイントはあるがままを丸暗記‼︎ 
自分の理解を信用しない。

練習の意味とは自分にない形をおぼえること。 
その時にムダに意味に固執して理解しようと自分なりに素体を考え、服を着せて‥‥とやってるうちに結局いつもの自分の絵になる。 
つまり自分なりの理解=思い込みそのものが上達を阻害することはよくある。

たくさん描いたのになんで上手くならない⁉︎と言う人。 
知らず知らずのうちに自分の描きやすい段取りに逃げ込んでませんか? 
練習は手先の練習でありそこから繋がる認識=思い込みの打破の練習でもあります。 
少しずつでも脳に負荷を加えるような描き方しないと時間以上に上手くならない。

真面目の落とし穴‼︎ 
対象物とじっとにらめっこ。 
しっかり見れば見る程に最初からディテールに目が行き、全体のバランスが悪くなる。 
土台を作る段階では‥ 
「モヤッと見る‼︎」 絵画で薄目で鉛筆立てて比率を見るアレです。 
真面目に見れば見る程に間違う。 
真面目の方向が間違ってるから。

肩と腰で動きが決まる‼︎




ポーズ、動きが硬い人は肩腰の可動域を間違っている。
手足をどれだけ派手にブンブン振り回しても動いて見えない。 
しかし肩腰を少し動かしただけでかなり躍動的に見える。 
人体の上手下手は肩腰でわかると言っても過言ではない。 
大体下手な人は肩腰が曖昧ゾーンになる。

みんなわかりやすく顔から入るからね。 
次に全身の大まかな形‥‥
と行くと必ず肩腰の立体の複雑さ、動きの複雑さにぶち当たる。 
一番の練習方法はシルエットを覚える。 
次に骨格に行く。 
逆でやってみて下さい。 
全然覚えられない。 
まず形を鵜呑みにして覚えてから後で意味に行く。

肩腰はそのままリアルの運動神経に密接に関わっていて。 
一方、絵描きは運動が苦手な人が多く。 
自分で演ってみてと言われれば固い肩腰の身振り手振りしか出来ずキャラも無意識に動きが硬くなっていくわけです。 
無意識に描くと自分の肉体性がモロに出るので理論的に分析して描く必要がある。


画力=美意識×戦略×鍛錬!!

・美意識=描きたい目標、理想 
・戦略=どう見せるか、誰得、何目的 
・鍛錬=訓練、手で覚える 
この三つが連動しないと絵は力をなさない。 
ここまで分解すれば才能論に振り回されることがなくなると思う。
 どうにも上手く描けない人はどれかが欠けている。

反復練習!! 
それ以外絵の上達方法はあるのか?!
 みんな子供の頃に漢字の書き取りをやっていたけどあれと同じことをすれば絵も上手くなる。 
つまり「上手い絵の描き取り」=「模写」 !!
絵は感性・・・のものではなく美意識と戦略と鍛錬のもの。 
ここで一番才能に近いのが美意識のライン。

上手い!!
と思っている人がなんで上手く描けるか?!
信じられない量を描いてるから。 
ただそれだけ。 
マジシャンが目隠しでも同じ手業ができるのと同じように無意識レベルで形を取れるまで練習してる。 
だ・か・ら次に表現に行ける。 
形を取るのに苦労しては表現はできない。 
絵も覚え芸の一種

人は厳密に言えば全く同じ人はいません。 
しかし大まかに言えばある種の傾向、ある種の方向性を持って共通点がたくさんあります。
 絵の練習は本能に抗い、矯正するポイントが多い。
 人は放っておくとこうなるよね・・・
のミスポイントを常に意識するのが大事!!

「アニメーター志望」という趣味

アニメーター志望=準備なんて時期は長くても2〜3年で。
やる気と技量が閾値に達すればやるし、そうでなければやらない。 
5年も10年も志望の期間なんてないわけで。 
そういう人はいっそ「アニメーター志望」というプロになる前提で資料を集めネットで情報収集をする趣味にしたらいい。

アニメーターは各種資格と違い年齢が上がれば上がるほど門戸のハードルが上がっていく。
つまり同世代の現場のアニメーターと比べられてしまう。 
早ければ早いほど高校生にしては、二十歳前にしてはと才能以上に下駄を履かせてもらえる。
 逆に年齢が上がると・・・
「今まで何を?」と逆ベクトルに作用する。

本の虫が必ずしも物書きにならないように・・・ 
「アニメの虫」=「見る専門」もアニメーターには必ずしもならない。 
無論、入り口は誰でもそんなものだが・・・。 
インプット>アウトプットタイプの人はまあ描くことを職業にする必要はない。
ずっとアニメーター志望ってダーマ神殿の前でずっとレベル上げに似てる。 
目標は「ラスボス倒す」=「いい仕事」をすることではないのか?
寸止め人生だとともすると今の仕事を辞めさえすれば描くようになるかもと錯覚したりもするからいっそのことアニメーター志望の「趣味」としてしまえば間違いが少ない。

ずっとアニメタ志望=ずっと下書き・・・ 
すごく似ている。 
人の行動原理は絵一枚に無意識に出てしまう。 
背水の陣か矢が何本もあると思って無駄に打っているか。

アニメ私塾は人を育てたいのか、諦めさせたいのか? 
人によって絵やアニメなどへの距離感は様々なハズ。 
100人いて100人上手くなるような話では芸事はそもそもない。 
だから人によっては確信し、人によっては諦め、人によっては趣味で良いと思う。 
不向きな人が仕事にしたらそれは不幸‼︎

2016年3月9日水曜日

《プロデューサーを呼んで》イベント160320(3/16〆切)

《プロデューサーを呼んで》イベント参加フォーム
https://docs.google.com/forms/d/1Y0pi0gPfY9Q2nPkgFZP74gv3w1bt4GsMfpYrnwZAYZY/viewform?usp=send_form
※3/17に参加確認メール差し上げます。
◯稲垣亮祐(プロデューサー)×室井康雄(アニメ私塾)対談
◯日時
16年3月20日(日)16:30〜18:10(開場16:15)
◯場所
三鷹市市民協働センター
◯内容
・制作、デスク、プロデューサーの仕事
・制作に求められる資質
・これから制作になる人へ
・現状のアニメ業界の問題点
・今後のアニメ制作について
・質疑応答
◯募集人数
50名
◯参加費
1000円
◯稲垣亮祐略歴
サムライチャンプルー 制作進行
ファイナルファンタジーⅦアドベントチルドレン プロダクションアシスタント
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序・破 制作デスク兼設定制作
夜桜四重奏OAD~ホシノウミ~ 制作プロデューサー
サカサマのパテマ 制作プロデューサー
アニメミライ参加作品 アルモニ プロデューサー
異能バトルは日常系のなかで アニメーションプロデューサー
アニメーター見本市参加作品 ヒストリー機関 制作プロデューサー
ハッカドールTHEあにめ~しょん アニメーションプロデューサー
現TRIGGER所属

◯交流会19:00〜22:00(開場18:30)
三鷹デイリーズ
参加費4000円
https://www.dailies.tokyo.jp/shop-info/
〒181-0013
東京都三鷹市下連雀4-15-33 三鷹プラザ2F

「アニメ私塾ネット村」16年7月参加予約フォーム(6月5日正午〆切)

予約記入フォーム↓
https://docs.google.com/forms/d/1eWJXxDtaUIoc-J0ZJnCfS8HsvO27mQcU2gU1xkNIqi8/viewform?usp=send_form

※16年度生募集はすでに終了しています。
アニメ私塾入塾希望の方は17年度生募集をお待ちください。
◯概要
 ・参加費年1万円
・Google+コミュニティの限定SNS
 ・17年度生優先選考参加権
 ・ニコ生非公開部分他限定動画
 ・アニメ私塾イベント招待
 ・限定イベント
・お互い添削
・共通お題
……など塾内SNSとは一味違ったライトユーザーから受講時間のない人向けの情報交換、交流、あるいは塾生になる前の準備としてオススメです。

◯募集フォーム記入前にご確認頂きたいこと・・・
1、漢字実名フルネームのGoogle+アカウントで室井康雄(アニメ私塾)をフォロー済み
2、未成年者の方は親権者の同意を得ている
3、日本外在住者の方は以下の点を満たしていること
・SNS参加に必要な日本語力。
・参加費1万円を日本の銀行へ振り込みができる。

◯参加の流れ
・本フォーム記入→確認メール→6月5日正午〆切後参加費お振込案内メール→6月10日〜15日参加費入金→6月16日限定SNSへ招待、入金確認メール→手続き後参加完了
※本フォーム記入後「確認メール」が72時間以内に届かない場合は別途下記アドレスまで登録メールアドレスにてお名前を明記しご連絡ください。

◯参加時期
16年6月16日〜17年7月末日
◯参加更新
17年7月はじめに更新のご連絡をいたします。

ご不明な点は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
✉️karasawa1499@gmail.com
アニメ私塾代表
 室井康雄

2016年2月26日金曜日

30分練習法で習慣作り

◯30分練習法で習慣作り
レイアウト、構図が上手く描けません!!
よく聞く話ですがそういう人は簡単に言ってそういうことに今の段階で興味がないから上手くない。 
なんでも数です。 
上手い人は日頃からありとあらゆる映像の見方が・・・
構図は?カットつなぎは?自分ならどう描く?
など興味の持ち方が違います。

僕も新人動画マンの頃全然線が引けませんでした。 
自主制作時代から線よりも映像の構成やむしろサークル運営など組織論そのものに興味があったからです。
しかし苦手な線も上手くなれば絵の精度が上がり自分の得意分野を強化し始めました。
苦手はただ数をこなしてないだけ。
数をこなせば得意になります。

レイアウト、構図が苦手な人は・・・
 1日30分でも好きな映像のフレーム有り模写をしてみては? 
この練習の良いところは構図そのものに加えて次に何を描こうかという視点で世の中の映像を素材として見始めるようになること。 
実はアニメ私塾の課題も全部そうできてるけどみんなそう見てるかな?

人、椅子、机、部屋、自然、街などが描けない・・・
のは数をこなしてなければ当然なんですよ。 
大事なのは次のステップでそれらの観察眼を強化すること。
 描けない、悔しい、どうなってるのか?
と日頃からよくみる。 
課題は課題、仕事は仕事、絵は絵の人は進歩が弱い。 
現実とのリンクが大事!!

30分練習法のいいところ。 
描き始めたら30分で済むと思いますか? 
つい楽しくて時間の許す限り描いてしまう。 
大事なのは逆に言えばどんなに不調でも絶対に30分描く癖を作る。
 絵の不調は絵で治す。 
自分の絵でもってやる気を奮い立たせます。

日曜日だけで3時間半と1日30分毎日でどっちが上手くなるでしょうか? 
おそらく毎日コース。 
これももうわかりますね。 
すなわち少しでも描けば絵を描く頭、体になっていくから絵を描かない時間の物事の考え方が変わるから。
 絵はそれだけ習慣のものです。 
習慣化しないと上手くなりません。

そういう意味ではプロは嫌でも描かないといけない状況に置かれているので絵を描く習慣はやたらとつきます。

描く才能=意欲

絵の上手い下手は感性と思っているのは大きな間違い。 
印象派推しの明治以降の美術教育の弊害そのもの。
 絵はスポーツに似ている。 
つまり訓練でかなり上手くなる。 
才能論で言えばそこまでして描きたいかどうかの意欲、興味の話になってくる。
 好きこその物の上手なれということ。

そこらへんの通行人の中にはアニメーターよりも映像記憶能力が高い人、手先が器用な人、感性が鋭い人・・・たくさんいるかもしれない。 
しかし描いてない。
 彼らは別に描く必要がないから今描いていない。 
それは描く潜在能力は高くとも、描く才能=意欲はないからだ。


小中学校の同級生で自分より絵がうまかった子が今絵を描いているだろうか? 
そのことを考えれば絵描きになるかどうかはほとんど潜在能力よりも意欲の問題であることがわかる。
逆に「描く」ことそのものが好きじゃないのにアニメが好きだからアニメーターになろうとしている人がいればちょっと待て!!と言いたい。 
無論、その手の学校にアニメが好きだからだけでは絶対に行ってはいけない。
プロになれなければ良いが間違って好きでもないのにプロのなると本当に不幸。







他人に絵を見せる!!

たくさん他人に絵を見せる!!
自分のためだけに描いた絵と他人を意識した絵。 
どちらがより良いものになるか?想像してみましょう。 
ここら辺は絵が上手くなるための環境づくりのヒントになります。 
ただの落書きも楽しいですがそれだけでは上手くなりません。
他人からの圧力が絵を上手くします。

小さいプライドにこだわっている人は上手くならない。 
つまり今の下手な自分を少しでも見せたくない人。
 他人見せる、他人に聞く、他人に似せる・・・など最終的に上手くなるためには手段を選ばない「大きいプライド」を持つべき。


下手な時期は自分の絵は自分が一番わからないもの。 
他人に晒し、良し悪し評価を得ることで自分の絵の客観視の手がかりにする。
つまり他人を鏡にしないと自分の実像=絵は見えてこない。 
これが上手くなっていくと他人よりも自分の方がわかってくる。 
ここまで行けば他人からお金が取れる。

2016年2月20日土曜日

身の回りの主な道具一覧160220


◯身の回りの主な道具一覧身の回りの主な道具一覧160220
・ライトテーブルhttp://www.amazon.co.jp/dp/B00YTP38Y2
・デスクー無印、幅150×2
・椅子ーエルゴヒューマhttp://www.amazon.co.jp/dp/B0040JGOL6
※椅子代わりに最近はバランスボールも併用
・ライトーZライトhttp://www.amazon.co.jp/dp/B00J2R2618
・パソコンーiMac
・暖房ー霧ヶ峰、かんたん床暖、無印サーキュレーター
・スピーカーBosehttp://www.amazon.co.jp/dp/B000X8C6RO
・鉛筆ーuni6B、
・シャープペンーステッドラー0.5、4B
・消しゴムー練り消し
・タップー薄いやつhttp://www.amazon.co.jp/dp/B002EL46G2
・鉛筆削りー電動の大して良くもないやつ
・撮影機材ーhttp://www.amazon.co.jp/dp/B004CVKEI6
・ウェブカメラーhttp://www.amazon.co.jp/dp/B009AJ6LVY
・スキャナーScansnap
・プリンターc301dnhttp://www.amazon.co.jp/dp/B00823S7ZW
…などです

2016年2月11日木曜日

アニメタになれるか不安問題

この話をラーメン屋に例えると分かりやすいです。
『私のラーメンは美味い自信がないですが商売にしたいんですが売れるかどうか不安ですがどうでしょうか?』
お客の立場なら不味いラーメン売らないでの一言で終わりです。
この手の質問で思うのは本人の視野の狭さ

商売にしたいなら相手があってのこと。
自重気味に下手ですからと言いつつそれは自分基準が高すぎるプロ意識の人もいればその逆もありますが。
僕なんかにどうこう聞かなくても
どんなに下手でも需要と供給の関係で下を見ればいくらでも雇ってくれるとこもあれば精鋭揃いのスタジオもあります。
前者ならほとんど誰でもなれるし、後者なら素人時分から目立つほどでなければ入れないことは想像つくはず。
その間にはスタジオの数だけレベルごとのグラデーションがあるだけです。
アニメで食べるだけなら、社員制の下請けも数少ないですがあるし、生活水準を気にしなければなんとかなります。
一方でそれなりに活躍したいならやはり今時なら素人時分からネットで目立つほどでないと現実性は低いです。
こうやって目の前の状況を精査するとあとどこに不安があるのでしょうか?
あとはやるかやらないか、やりたいかやりたくないかしかないはずです。
僕からのおすすめはやはりまわり無双の技術、やる気ならプロで。
それほどでないならあくまで趣味がいいと思います。
直感的に無理って思うことは無理ですよ。
だから無理はしない方が自他ともに幸せです。
思い込みで自分に無茶な枷をはめないことです。
だから不安がある人は諦めましょうと言ってます。


《アニメーターが知るべき法律》イベントお知らせ

《アニメーターが知るべき法律》イベントお知らせ
参加フォーム↓
https://docs.google.com/forms/d/1DMQdXzd0yBXEwz_cTNtTLJspqjRkxhZySW5gZmQCLVc/viewform?usp=send_form
◯馬場貞幸(弁護士)×室井康雄(アニメ私塾)対談
◯日時
16年2月28日(日)17:30〜19:10(開場17:15)〆切25日
◯場所
三鷹市市民協働センター
◯内容
・雇用形態、契約書の必要性、金銭交渉
・情報漏洩の責任
・コミケなど二次創作に関してのこれから
・SNS運営のポイント、注意事項
・質疑応答
◯募集人数
100名(達し次第〆切)
◯参加費
1000円
※対談内容は一部YouTubeで一般公開予定

◯交流会
ササユリカフェ@西荻窪同日20:00〜(開場19:30)〆切20日
http://sasayuricafe.com
参加費4000円、定員40名(達し次第〆切)
※フォーム記入確認メールは2/4、2/11、2/18に随時お送りします。

2016年1月30日土曜日

【アニメ私塾ネット村16年4月参加予約フォーム】(3月5日正午〆切)

※16年度生募集はすでに終了しています。
アニメ私塾入塾希望の方は17年度生募集をお待ちください。
◯参加フォーム
https://docs.google.com/forms/d/1VUkgBwnsFAoe7g1Srt2AhJZzorYVy513QHLEU3TMiH8/viewform?usp=send_form

◯概要
 ・参加費年1万円
・Google+コミュニティの限定SNS
・17年度生優先選考参加権
 ・ニコ生非公開部分他限定動画
 ・アニメ私塾イベント招待
 ・限定イベント

◯募集フォーム記入前にご確認頂きたいこと・・・
1、漢字実名フルネームのGoogle+アカウントで室井康雄(アニメ私塾)をフォロー済み
2、未成年者の方は親権者の同意を得ている
3、日本外在住者の方は以下の点を満たしていること
・SNS参加に必要な日本語力。
・参加費1万円を日本の銀行へ振り込みができる。

◯参加の流れ
・本フォーム記入→確認メール→3月5日正午〆切後参加費お振込案内メール→3月10日〜15日参加費入金→3月16日限定SNSへ招待、入金確認メール→手続き後参加完了
※本フォーム記入後「確認メール」が72時間以内に届かない場合は別途下記アドレスまで登録メールアドレスにてお名前を明記しご連絡ください。

◯参加時期
16年3月16日〜17年4月末日
◯参加更新
17年4月はじめに更新のご連絡をいたします。

ご不明な点は以下メールアドレスまでお問い合わせください。
✉️karasawa1499@gmail.com
アニメ私塾代表
 室井康雄

2016年1月29日金曜日

描き方の短所長所

◯顔の十字線 
良い点)最初は必要、安定して目の位置をキープできる 
悪い点)だんだんいらなくなる、十字が返って足かせになって気持ちの良い配置が出来ない
◯全身を末端から描く 
良い点)躍動感ができる、画面のおさまりを意識できる 
悪い点)最初バランスが取れない

◯シルエット描き 
良い点)早く描ける、象徴的に分かりやすい絵になる、動きは絶対これがオススメ 
悪い点)中身の位置、意味がわからなくなる、 

◯素体→服鎧など盛り土系 
良い点)中身の位置意味が明確、存在感がしっかりする 
悪い点)時間がかかる、絵がもっさり、完成絵まで遠い

・・・など描き方にはある時までは有効で。
ある時からは逆に足かせになる場合があります。
同じ描き方をしてては上手くならない理由がこれです。 
自分のレベルにあった描き方に常に変化させる必要があります。

もちろん「シルエット」と「盛り土」の良いとこ取りハイブリッド描きもあります。 
つまり同じ絵の中で箇所によってシルエット重視のポイントと中身の骨格、筋肉を意識したポイントを使い分ける場合です。 
主に肩腰は盛り土から確認、手足はシルエット重視の場合が多いです。

そして時と場合によっては前の描き方を使ったり、一見下手になっても新しい描き方を試してみたり柔軟性が必要です。 
上手くなる=選択肢が増えること。
目から全身も描けるし、足先から上にも描ける。 
いろんな描き方の良い悪いを使い分けるのが上達の道です。


2016年1月22日金曜日

◯レベルに合わせた練習方法

◯レベルに合わせた練習方法
第1段階ーゆるい模写、落書き(習慣作り、楽しさ一番、好きなモノ確認) 
第2段階ー教本読む、その模写(ノウハウの吸収、練習の模索)
第3段階ー正確な模写(精度の高い先人技術吸収) 
第4段階ー正確なデッサン、反復練習(実物確認、記号に頼らない)

まだ描き慣れていない人がいきなり第3、4段階やっちゃうと絵描くのが嫌いになるので注意‼︎ 幼児から低学年の野球サッカーなどの似ている。
まず好きにやってみる。 
楽しいが一番‼︎が最初。
それが第一段階。 
その先でもっと上手くなりたい人が明確な目的を元に徐々に筋トレに近い鍛錬をこなす。

練習方法も上達に応じて洗練されていき的を射た訓練を詰めるようなります。
 ・・・逆に言えばまだ描き慣れていないのにいきなり正確模写、1000体デッサンをやっても苦行になります。 
あくまで高い動機をベースに壁を感じた時にはじめてこれらの徹底した練習をしましょう。

上手い人の模写が一番上手くなるのは最初からわかってました。 
しかし僕にはそれだけずっとは出来なかった。 
自主制作を一番のベースにその画力補填のために練習を本格化させていきました。 
本当に才能がある人はきっと好きにずっと描いてるだけで上手くなるでしょう。 
僕は違いました。

「上手くなる」ことだけを目的にしてはなかなか練習が続かないモノ。 
上手くなる目的がその先に無ければ練習の種類もブレるし必要性も弱くなる。 
「自分には絵しかない!!」と背水の陣で頑張るも良し、次のコミケでもっと売りたいからでも良し。
とにかく明確な目標がないと練習できないです。

絵が上手くなるために認識そのものを変えるほどの言わば「痛み」を伴うほどの矯正が必要な場合がある。
特にそれなりに上手くなった後の最後の成長は本当にしんどい。 
描き始めは毎日、毎週、毎月レベルで上手くなる。
成長期を過ぎた頃にそれ以上上手くなるのかそこで満足するかの分岐点が来る。

2016年1月20日水曜日

「同サイズで描こう‼︎」

 シンドイけど確実な練習方法。
模写、デッサンどちらでも元絵、写真を描く紙と同サイズにコピーして下さい。 
コピーを横において全く同サイズに描いてください。 
透かせば間違えが一目瞭然です。 
みんな大抵足先に向かって長くなるか頭が大きくなるか、あるいは形が真っ直ぐになるか‥‥
そこがあなたの認識のズレになるわけです。 
認識がズレたまま絵を描いてくと差異がだんだん気持ち悪くなっていく。
自分のいつもの必勝パターンが封じられていくから。 
しかしこの時が上達のチャンス。 
上記のようなよくあるミスを自覚するのが大事です。

頭身キープ、立ちポーズ真っ直ぐに形ならない、S字カーブ‥‥
などいつものミスを常に意識して練習します。 
こういうイメトレなしになんとなく練習しても効果が薄いです。
同サイズ練習の目的は弱点自覚です。

同サイズ練習したら横線引きたくなりますよね。 
どうぞ引いて下さい。
横に長い絵、写真なら縦線も欲しいですね。
それもどうぞ。 
あれこれって格子書きじゃあ? 
そう、必要ならどうぞ。 
これら補助線は描き始めは欲しいところ。
徐々に補助線を減らし最終的には脳内補助線で行けるようになります。

この補助線や格子書きの発想は形を全体で捉えるのに便利です。
格子書きといえば細かいマスを埋めていくマスゲーム方式で描くと思ってませんか?
大間違い‼︎ 
最初は大きい四角で見て大まかな形を見て「大体合ってる」を目指します。 
いきなり細かい線だけ見ちゃダメ。

格子書き=座標で絵を見る発想はそのままレイアウトに応用されます。 
まさに全体をみる配置力。
 座標で見るとは思い込みに寄らずに客観的に捉える方法だと考えればわかりやすいです。

いきなり、手先、足先、あるいは顔から描いてるのに全体のバランスが良い巨匠クラスの描き方はまさに座標増幅型
 最初にこう描いた、なら次はこうと紙全体を見つつ起点から増やしていきます。 
だからまるで下絵をなぞっているがごとくに見える。

そんのシンドイ練習やらなきゃいけないのか? 
当たり前の話が必要な人がやればいいです。 

デッサン1000体のススメ

他人様に見せられる技、記号はある。
しかしまだどうにも曖昧な部分が多く説得力に欠ける‥‥。 
という人がやるべきは・・・
1000体デッサン‼︎なるべく正確に。
 1日3体で約一年で終わります。 
最初はまともに形も取れません。 
しかし徐々に体の流れ凹凸が掴めて来ます。

模写が速攻で上手くなる・・・ 
その反面デッサンは上達の実感が湧きにくい。
しかし3年後、5年後に一番頼っていたりするのが無数のデッサン経験。 
模写で手取り早く他人のうまい表現を盗むとしてその本当の意味は実物のデッサンからしかわからない。
模写だけでは絶対行き詰まります。

デッサン=実物や実写の線画化はいきなりやるのは難しいです。 
どこを線にしたらいいかわからないから形にならない。 
顔なんかブサイクにしかならないし辛い・・・
模写である程度線画化のコツを掴み、模写ではわからない実物への理解をデッサンで補強するのがいいです。

もうさすがに嫌ってほど描いた〜ってほど描いてみて下さい。 
その時に次の地平が見えてきます。 
最初は細かい部分ばかり見ちゃいます。
しかしだんだんなるべく早く、質を落とさずにと考えはじめた時に体の流れやフォルム感に気づき、数秒で一体「人っぽいフォルム」が描けるようになります。

デッサン裸体、水着編 いくつかポイントや僕の過去練習例もあります。
美大予備校みたいな10時間デッサンも無意味じゃないけどアニメ系ならもっと少ない線で印影もほどほどにたくさん描いた方がいいです。
あくまでアニメ絵のサポートですから。 
http://youtu.be/xzAS6ttxaxo

僕はTwitterの添削例レベルですがあれで2日で約150体、毎年1200体程度描いてます。 
無論下絵があるので微妙に楽ですがそれだけ描いてもまだまだ感あるし、逆に言えば毎年形になってきたなあという実感もあります。

※デッサン=実写、実物の線画化を指しています。
長時間クロッキーとは若干異なるものと認識ください。

2016年1月16日土曜日

フレームを付けて描いてみよう

実はパースより大事なのはおさまりです。 
つまりフレームに対しての配置。 
アニメなら4:3、ビスタ、シネスコ。 
マンガなら小回りやベージ全体配置。 
イラストならその必要に応じた縦横比や表紙とかならプラス文字情報での配置。 
あくまでその配置のためのパースペクティブだと考えるといいです
パース=距離による大小差です。 
視点が変われば大小差も変わります。 
ここら辺の話は僕のパース動画見てください。 
じゃなぜ画面に大小差を付けるか?といえば優先順位です。 
つまり見せたい順に大小差をつける。 
そのためにパースをつける。

これの応用として手前に大きく配置して逆に遠くのモノを目立たせるのもありますがそれもしかりです。 
なんらかの演出意図を持ってパースをつけるといいです。
 難しいことではなく「こんなもんかな」とか「これくらいに大きさしたいな」とか。

とにかくレイアウトが上手くなりたい人はフレームをつける癖をつけるといいかもしれません。
「写真撮影」で世界をフレームで切るのもいいです。 
例えばどれだけ3Dが発達したとしても映像における「フレーム対おさまり」に関しては余程の人工知能でない限り人の感覚と経験の世界です。

レイアウトが苦手な人はたくさんいます。 
アニメ業界でもレイアウトがまずは原画マンの大きなカベ。 
・空間が描けません 
・おさまりが悪いです 
・フレームを意識できません‥‥ 
要は完成映像をイメージしながら描けるか⁈
とその上手下手は意識した時間の短長によります。
レイアウトが上手い人は日頃の空間からフレームを意識して世界を見てます。
もちろん落書きもフレーム前提でまるで映画のワンシーンを狙って描きます。 
これも他人の技術の構造を知るのに模写が一番いいです。 
好きなアニメ、映画などの模写をして見ましょう。

某超上手い同世代女性アニメーターが同じく原画駆け出しの頃にやっていたのが画面を十字線入りで映画を見ること。 
これで大まかな配置が分かります。 
練習は人それぞれですが一つだけ言えるのはただ上手い人はいないということと時間をかけているということ。

十字線は誰かに言われてというより自分で必要だからやっていたんでしょうね。
 DVDプレイヤーの画面に十字線があって「なるほどな」と思いました。 
上手い人の机ってその人にとって上手くなるための工夫があるので各自の趣向があって面白いです。

2016年1月10日日曜日

◎作画オーディションでありそうな注意点

◎作画オーディションでありそうな注意点を事前に意識しよう‼︎
1、間を作ろう‼︎
跳び箱動画は最初最後に1秒前後の止め絵が入ってます。
そのくらいの間がないと1カット完結の単品としては見にくいモノになる。
よく素人さんの映像はごちゃごちゃ動いた挙句にこの間がない。
間が見る人の理解の時間になり見やすくなる。
時間的な緩急を意識しよう。

2、2点透視で部屋を描くと‥‥
両方の地面が斜めになるので地面が傾いて見える。
実写なら無論、気にならないのだが絵になると上手くパースのキツさを緩和しないと変に見える。
ましてその画面で動かすとなると至難のワザ。
どちらかの壁面をフラットにした方が絵作りはしやすい。

3、段取り芝居は避ける
例えば戸を開けて部屋に入る演技。
自分で演ってみると・・・
戸を開けるのと次の動作をバラバラに考えてしまう。
しかし実際の自分の日頃の行動を思い出してください。
戸を閉めるときには次に向かう方向に体が半身になっているハズ。
そういうリアリティは意識したい。
「一枚自撮り参考撮りました。はいOK!」ってことはない。
自撮りは撮ればいいのではなく自然に見える演技をしなくては使えない。
ワンテイクでオッケーの俳優なんてそうそういない。
まして素人の自分がやるなら。
そこまで自分に駄目出しできるか?
仕込みの意識で完成レベルも自ずと決まる

4、線情報のコントロール
自主アニメを作る時にキャラデザインにこだわる。もちろんいいことです。
しかしそこだけで終わってはダメ。 動くアニメならなるべくシンプル。
ディテールにこだわるなら動きは諦めるか‥‥ もしくは動かす時だけ印象が変わらない程度に線を省略するかのどちらか。
複雑な線のデザインを動かす時。 特に早い時は全て線化させないで色の「塗り分け」さえ抑えれば同じキャラに見える。 バストアップ以上になった時だけ密度を濃くすればミドル以下サイズで省略しても全然らしく見えてしまう。アップの印象で他も補ってしまうから。
これが苦行のように小さい絵まで細かく線を描き切ると‥‥ 実は良い絵になるどころか空気遠近法的にヘボい絵になる。 だって小さい=遠くのキャラの表情までハッキリ見えないでしょ。 ロングなら顔は肌色ベタで十分見える。 むしろロングほどシルエットにこだわりポーズで表情付けするといい。
アニメは頑張ったからっていい画面になるわけではない。
「完成画面」を前提に設計し、実行しないと決していい画面にならない。
 作業になってはいけない。 
目の前の絵だけにのめり込んでもいけない。

5、頑張りのピークの持って行き方
最初と最後に頑張ろう!!
最初は今の自分の現状の力を発揮し再認識するため。
最後は「作オデ」は室井とのやり取りで出来るもの。
つまり室井も上手いこと利用して結果としていいものが出来たやつが勝ち。
多分最初の修正で自分のアイディア通りにいかず一気に萎える人が多いことでしょう。
しかしそれでは他人とのやりとりによる創作にならない。
最初はこれ以上ないほどの頑張りで提出。
それが土台から否定される(かもしれない)。
その後にラストに向けて全部を利用して起死回生。
これはアニメの仕事にもよくあること。
そういうやり取りも込みで作画オーディションになったらと考えてます。

練習よりまず作ろう

下手な絵でもいい。
音が聞こえるようなアニメーションを描こう‼︎ 
みんなが知ってるアニメはいわゆるテレビで流れてるような商業の。 
あんな上手い絵じゃなくても丸四角線さえ描ければ充分アニメーションは作れる。
単純な素体でたくさん描いて生き生き動かそう‼︎

絵が上手くなってからアニメーション描こうと思ってませんか⁈
絵なんてアニメーション描きながら上手くなるんですよ。 
下手なうちからたくさん単純な形で動かす。 
そりゃテレビみたいな美少年、美少女はいきなり動かせないですよ。
あれは画力がないとムリ。 
丸チョンでいいからまずは動かそう!!

絵が上手くなってから動かして将来は作品を‥‥。 
これじゃダメ。
いきなり作品作んなきゃ。 
10秒もあれば短編になる。
自主制作で1分なら中編、10分も作ったら大作だ。
作品作れば練習内容も具体的になり必要性も増す。 
作品はたくさん作んないと上手くならない。 
絵の練習とは別‼︎

段取り芝居が良くないように段取り人生も良くない。 
何かをしてから何かになるんじゃダメ。
いきなり目標にどんぴしゃなミニマム版をやる。
実は目標が先で準備があと。 
まずはやってみて足りない部分を随時補給。
これが練習の本質。
練習ため練習じゃ上手くならない
練習のモチベが全然違う‼︎

何かをしてから何かをしようという発想の人。
大概がその何かをやらずじまいか上手く行かずに終わるパターンが多い。
アニメを作りたいなら2時間の長編をいきなり作れるヤツはいない。 
まずは白黒、セリフなしの数秒作品
そっからでしょ。 
「いつか‥‥」はいつまでもやらないで終わる。

目標のミニマム化。 
そして実行
ここがオタクとアニメーターの差、消費者と作り手の断崖絶壁ポイント。 
たくさんの資料も視聴経験も作る肥やしにはなる。
けど肥やしは食べられないからね。 
まずは種まかないと何も生えてこない。

常に初志、やりたかったことは意識したい。 
でないとどんどんズレてく。 
これは人生も一枚絵も同じ。 
ラフはこんなにも生き生きしてるのに。
線をまとめる段になってドンドンズレる。
作業になる。 
それでは上手くいかない。 
むしろ最初にやりたかったことを曇らせるどころか鮮明にさせる方に行きたい。

なんでもですよ。
やればやった分上手くなる。 やらなければ上手くならない。 
目標から遠回りしてると上手くいかない。 
やりたいことが本質がズレていく。 
手段が目的化していく‥‥。 
無意識にズレてる人はいつまで上手くいかない。


まず準備系の人はまず実行系にすればいい。
実行したらそりゃしんどいよ。
まずは己の無能さを嫌というほど知ることになる。 
しかしそこからがスタート。 
楽しさも準備期間の何百倍に。
 アニメージュインタビューマニアの高校時代より下手くそな自主制作始めた頃のほうがそりゃ楽しかった。
アニメ、漫画、イラスト‥‥
一番やりたい作品作りをしていない段階で練習という時間的投資をするのは一番勿体無い。 
お金はネット最安値で節約できる。
しかし時間だけは時代が変わっても一番貴重。 
なんのための練習か⁈ 
常に念頭に置かないと非常に時間が勿体無い。
だから練習よりまず作ろう!

2016年1月7日木曜日

模写で実力以上の「下駄」を履く

あなたの完全オリジナルと好きな絵の模写。 
どっちがクオリティが高いですか? 
・・・模写でしょ。 
あなたがトッププロでない限り。 
ということは模写は確実にあなたのMAXパワーを上げてることになります。 
第三者が元ネタを知らなければあなたが描いたオリジナルも模写も同じ位置付けです。

映画の名監督には映画マニアで過去の名作の引用やオマージュをふんだんに入れる人が何人もいます。 
これは自分の完全オリジナルよりも過去の名作に自分のアイディアをのっけた方がクオリティが上がるからやってるんです。 
つまり模写や引用とは自分の実力以上に表現を伸ばす「下駄」です。

舞台、オペラ、歌劇、バレエ→映画の流れもあるように。 
鳥獣戯画→浮世絵→漫画の流れもあり、アニメはこの両方の影響化にあります。 
じゃあオペラと鳥獣戯画を勉強しようって遠すぎる笑。 
身近にある一番好きな絵。 
これからとりあえず徹底的に模写して技術を盗み取ろう。

日本に住んでる以上は何かしらの漫画、アニメ、ゲーム他コンテンツを浴びるように影響を受けてます。 
だから全くのオリジナルはありえません。 
だったらむしろ自分が何から影響を受けているかやどうなりたいかを自覚した方がいい。 何も見ないで描いたら‥‥ 
既に似たものがあるかもしれない。

例えばキッチン、居間を描く。←すごく難しい・・・
やるべきことは‥‥ 
1.描きたいイメージに近い既存のアニメや絵を探す。
実写でもいいがそれだとちと難しい。 
2.アングル、おさめ方、パース感などなるべく使う。
3.自分のキャラ、設定を打ち込む。 
いきなり自分でパース、アングルを決めるのは無謀です。

部屋を撮るときに斜めにカメラを向ければ2点透視になります。 
すると壁が両面とも傾く。
実写だと気にならないけど絵だとこれがかなり気持ち悪い。 
そういうことっていちいち知ってますか? 
いきなり自分でアングルを探すとは過去の先人の積み重ねを無視し、ゼロから自分でやろうということ。

まずはしのごの言わずに綺麗な絵、正しい形を憶えちゃう。 
理屈は後から付いてくる。 
昔の子供は論語の暗唱をしていたそうですがこれが重要‼︎ 
ビバ詰め込み教育。 
詰め込んだ知識、技能は後から体感をともない理解する。 
みんな頭でわかろうとしちゃダメ。 
まずは忘れないほど描いて憶える

補足)
模写の次は何も見ないで描く。 
すると模写時にいかにちゃんと見れてなかったか自覚できるので次のステージに行けます。 模写ばかりすると何も見ないで描くのが不安になる。
または自分のオリジナルが下手過ぎてガッカリする。 
インプットとアウトプットのバランスですね。 
両方大事。
リンクの冒険のレベル上げみたい。 
・防御→模写、先人のノウハウ 
・魔法→デッサン、実写、自撮り、 
・武器→自分で描く、落書き 
昔のゲームで各レベル上げをバランスよくやらないとちゃんと上がらないシステムがありました。 
つまり模写だけ、デッサンだけ、落書きだけ。 
全部片手落ち‼︎
本当は何も見ないで描くのが理想‼︎ 
記憶と妄想と理想が渾然一体となったものが本当のオリジナルで面白い。
でもいきなりそれは出来ないでしょ。 
その理想のためにまずはしっかりと実物を見て描く、理解するを繰り返す。

2016年1月5日火曜日

守破離の成長過程

守破離について↓
 http://matome.naver.jp/m/odai/2135645674995970001?&page=1 …
1.守→模写 
2.破→デッサン 
3.離→自描き 
とも短期的に取れるし、長期的に 
1.摸倣期=一つのノウハウフォロー
2.分析期=たくさんのノウハウに触れる 
3.独立期=1.2を熟知した上で自分のラインを構築

この時期は各自が自覚的に自己プロデュースする必要がある。 
いきなり離にいったところで何も出来ない。 
あくまで1.2で一通り過去の蓄積を体感した上で自分の描きたいものが見えてくる。

上手くなる若い子はハッキリしてる。 
ようするに◯◯っぽさ全開。 
最初はそのくらいでいい。
これがまさに守の段階。
 徹底的に好きな作家を恥ずかしげもなくマネしている。
 逆に上手くならなさそうな子はそこからブレてる。 
アート系なのか、独自なのか、マネなのか非常に曖昧

アニメーター志望なら誰が見てもアニメーター好きなのね‼︎という絵だらけの子がいい。
しかも好きなアニメーターが特定できて何%ずつ好きかも明確なくらいに。 
そういう子と話しても自分成分を自覚してたりする。 
つまりこの段階で自他の評価が同じことになる。

そう‼︎
 一番大事なことは自分の好みを「自覚」していること。 
そして、好みから逆算してしっかり行動に移していること。 
この二つだけ。 
これだけで充分な能力と新人期には言える。

BLっぽい、美少女っぽいのが好き。 
入り口はなんでもいい。 
さらに深く誰々が描く◯◯まで好き。
それを自分が再現したい。 
そのためには◯◯さんの過去の版権イラストもマネしたい‥‥ 
などそうやって掘り下げていけば自ずとファンからいつしかクリエーター側になっていく。

ある教え子を新人原画の時期は近くで厳しめに教えていてある時期になって別々にフリーでライトな仕事をたくさんこなし、次には総作画監督補佐をやり始めていた。 
この流れはまさに守破離のまんま。

守だけでずっと厳しくその子達を近くで教えていたらどうなったか? 
多分萎縮して力を発揮出来なかっただろう。 
ある時期が来たら勝手にやってみないと実は師匠の言ってる意味の本質がわからなかったりする。 
他のノウハウと比べることで相対的にわかることもある。 
それが破の段階。

なのでアニメ私塾内にずっと居ないとダメみたいなことは塾生に言いません。 
むしろ一度アニメ私塾で勉強して、一旦離れたころに課題や添削の意味がわかってくれると思ってます。 
自分も師匠から離れた時にむしろ言われたことを守るようにしてました。

2022年塾生T ・Hさん受講感想「受講してよかったこと」

  私塾の申し込み締め切りが間もなくに迫り、キャラコース受講中のわたしも残る課題が3月分の2回となりました。 去年キャラコースに申し込んでからもう1年が経とうとしてるんですね〜 ここでこの1年(正確には11ヶ月)を振り返りたいと思います。 受講を迷ってる方にも、判断材料になれば!...