2015年12月7日月曜日

画力と悩みの関係

画力がある程度高くなると絵の悩みが深くなる。 
描けば描くほど、描けるモノ、描けないモノが明確になる。 
しかも次のステップへの壁もドンドン高くなる。
なのでこの段階になると他人からのノウハウ獲得がいよいよ必要になる。 
だからアニメ私塾の選考基準は純粋な「画力」です。

画力の高低のほとんどはそれまでかけた時間に比例する。 
つまり人生の有限な時間を裂いた分だけほとんど上手くなるなら「画力」で見るのが一番公平なはず。

モチベが上がらない、描くことそのものが好きかどうか‥‥
という悩みはアニメ私塾の守備範囲ではない。
無論、アニメ私塾の何かをきっかけに描き始めた人はそれでイイことだが。 
本人の好きかどうかわからないモノを好きにさせるのは指導ではない。 
教える、教わる前提はまず描くのが好きであること。

可能な限り、自分でやってみる。 
限界を感じたらようやく教わる。 
これは全ての学びに共通するスタンスだと思う。 
自分で全くやったことない人がその段階で誰かに教わると盲信することになる。 
つまり判断基準が一つしかなくなるから自分で考えられなくなるし、教わる内容の意味もわからなくなる。

例えばアニメ私塾でよく言われる「正確な模写」が一番上手くなる理論。 
これを本当に描き始めの人が盲信してそれだけやったら‥‥ 
おそらく辛くて描くことそのものが嫌になるはず。 
この練習法は描く習慣が身についてる前提で次なるステップを踏むために必要なスタンスになります。

ある程度描いたことある人だと薄々そのしんどい道の軌跡
くらいは見えてる。 
しかしやるのはシンドイ。 
逆に個性がなくなるのでは?
・・・など葛藤してる人が「正確な模写」理論を知れば次のステップを踏む覚悟ができます。 
ノウハウもこのように自分の体験なしに盲信しても身にならないということです。

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