2015年11月18日水曜日

上手くなるほど苦しい・・・

上手くなればなるほど苦しい時期があります。 
他人の上手さ、自分の下手さと向き合わなければ行けないから。 
初期衝動の頃は何でもはじめてで楽しい。 
不意に高い壁を感じ足元の画力がぐらぐらなのに気づく。 
しかしさらに登っていくと他人のことよりもただ絵を描くことが純粋に好きになる。

絵を描くのは心の浄化作用があります。 
まるで仏教の写経のような。
いくら辛いことがあっても絵の中では理想の世界を作りだせる。 
俺、下手なクセになんで描くの楽しいんだろう……っていうのはそういうこと。 
むしろ不慣れな方が色々わからない分、ドキドキ感はある。

世界の事象を把握しないと上手く描けない。
 昨日よりも上手くなっていたときに達成感があるのはそれはすなわち世界を昨日よりもわかった気になった満足感。 
それは描いたモノが他人が納得する前に自分が納得してる感があるハズ。 
自分のわかる、わからないにひたすら向き合うのが絵の向き合い方。

思い込みがないと描けない。 
しかし思い込みだけでは上手くならない。 
ペイントソフトでいうとこの… 
思い込み=ズーム
疑い=ロング
・・・だと思って下さい。
 絵を描くときに両方使い分けますね。 
その発想の転換、機転、自分コントロール力が上手くなる過程で大事。 
上手くなるとそこらが自在になる

それはアニメ私塾いつもの…
 ・模写=過去の他人の経験値 
・デッサン=実物観察 
・自分で描く 
の使い分けの話になるわけです。 
必ず人はどれかだけしかしなくなる。 
それは思考停止=バカを受け入れた方が楽に描けるから。
 自分の見方、考え方を変えないと上手くならずそれは痛みを伴い難しい。

動的安定!! 
人は現状を維持するためには変化し続けなければいけない。 
ある描き方、自分のセオリーを見つけるとある時期までは成長し、途中から伸び悩み、しまいには落ちていく。 
常に情報を仕込み、実物を見て・・・と切磋琢磨しないと特に上手くなっている人ほど現状維持が難しくなる。

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