2014年9月23日火曜日

<アニメ私塾で言ってることの逆もしてみよう!!>

<アニメ私塾で言ってることの逆もしてみよう!!>
昨日、ネット添削で出た話題です。
ある塾生が「ヒモを引っ張る」課題で過去添削の内容が本当にそうなのか?真逆のことを実際に自分の体を使ってしてみたらしいです。
ヒモに対して弓なりに体を反らせるというヤツですね。
そうしたら、それではやはりヒモを引っ張れなかったらしいです。

・・・このようにある説に大して真逆を試すのはとても重要です。
良くないのはアニメ私塾の情報でも他のノウハウでもそうですが「鵜呑みにする」・・・です。
なんか偉い人が言ってるからそうらしい・・・。
では絶対に自分のものにならないし、そういうスタンスでは一生の他人の土俵で踊ることになります。
技術を自分のものにするにはいつも言ってる
1、先人技術修得(アニメ、実写模写)
2、自分で実践(落書き、自撮り)
の少なくとも2パターンは繰り返す必要があります。
何より分からないものは描けません。
力いっぱいヒモを本当に引っ張ってみたら・・・
家の中でちょっとヒモっぽい何かを引っ掛けてそのポーズだけではそれは力一杯は表現されないわけですから素材として上手くないです。
ちゃんとやるとですね、実は手の平がめちゃくちゃ痛くなることに気付きます。
それはそうですよね。自分の全体中を手のひらにのせるのも同じですから。
あれ、これって過去添削になかった要素だぞ。実際にアニメにする時は、手のひらを痛がる演技を足そう!!・・・っと自分の体感を元に新たな表現が一つ貯金されたことになるわけです。
どう描くのか迷っている時間に対してちゃんと自分なりの理解を深めるための自撮り等の取材をしておくと案外トータルで早く描けたりします。
これは、実際のアニメ仕事だって同じです。
アニメ私塾で言っていることは課題の取り組み方だけではありません。2年目課題だって、アニメの作る時だって、もちろんアニメの仕事をするときも、下手したら他の仕事にも応用出来るかもしれませんが「曖昧なままに描かない」っという一貫したスタンスを進めてます。
そのためのアプローチの労を絶対に惜しまないようにしましょう。


◎体を動かすことについて
これは前に何かで書きましたが、某会社で見込みのある有望な新人さん2人を見ていた時に絵もまあまあ上手い、アニメーションも段々覚えた・・・っでも最後の「実感」の壁がどうしても超えられない・・・っという状況を目の当たりにしました。
僕からは「仕事も大事だけど急がば回れでジムに通うとかして体を鍛えてみたら」っといいました。
アニメーターになる人にありがちなのが体を動かすのが苦手、嫌いだから絵を子供の頃から描いてました・・・っというパターンです。
だからこそ絵が上手く描けるのでしょうが、それだけでも必ず限界が来ます。
もう遅いかもしれないけど、この点も自覚的に少しずつ自分の中に取り得れて行く訓練は必要かと思います。
毎日、一駅分歩くとかそういうだけでも体を使う癖をつけると以外と体力も付いて、絵を描くことにも良い方に作用することもありますよ。

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