2014年9月22日月曜日

『絵描きは思考のジャグリング!!』

『絵描きは思考のジャグリング!!』
1、シルエットを立たせる
2、正確に模写
3、立体感、断面を意識
4、線を奇麗に
5、量感をキープ
6、S字カーブ
7、肩、腰など体の流れ変化
・・・などいくつかの絵を上手く見せる要素があります。
これを不慣れな人は一度に全部は無論できません。
ジャグリングだっていきなりはできません。ボール2つからですよね。同じように絵の練習も一回に意識出来るのはせいぜい1、2個です。意識するポイント、自分の下手なポイントを自覚し、分割して練習することをお勧めします。
ようするに漫然と描かないとということですね。
ある日はシルエットしか見ない。ある日は断面しか見ないなどです。これはその人の絵を見ると自分のテーマを意識してるかどうかすぐにわかります。
つまり同じ描き方に安住しないということです。
慣れて来たら、上記の描き方を全部同時にやったり、いくつか選んだりしてケースバイケースで対応出来るようになります。

大道芸と同じような芸事ですのまずは技を分解して、個別に弱点を強化するといいです。

素人目線で結構気にしがちなのが『線の奇麗さ』ですがなぜ線が奇麗な方が良いかというと正確に自分の意図を伝えるためです。
しかし奇麗さだけが中心になると、キレイに描くために単調な手癖の形になって立体が意識出来ていな人がたくさんいます。
線の奇麗さ以上にまずモノを捉え表現することですよね。最後にそれを伝えるために線を奇麗にするわけなので「線を奇麗に」を最初から追わないことですね。
上手い人は線も引き慣れていてその表層をマネしちゃいそうになりますがそうならないようにしっかりと土台の部分から構築して行きましょう。


上手くなるためのコツは・・・
「無駄な線を一本も引かない!!」
です。
これはつまり一線入魂!!
絵を描く時に絶対に漫然と描かないことです。
常に目の前にそのものが存在しているものとして描きましょう。
上手い人と下手な人の差はこの線一本の意味の量、ウエイトの差とも言えます。

「無駄な線を一本も引かない!!」
・・・これは無論練習の時から、模写からそのつもりです。
某カリスマなどはそれは一発で薄く素体を描いて、次にいきなりフィニッシュなワケですがそういう話を聞いたら、最終的にそういう風に自分も描けるようになるんだというイメージを持って描くことですね。

一線入魂は覚悟の量の問題かもしれません。
ハンターハンターの念の話みたいですが。
大げさな話、プロは人生を賭して描くわけですから。
やはりどうしても上手くなりたい人は生きるか(食えるか)、死ぬか(辞めるか)の状況に追い込むしかないのかもしれません

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